忍者ブログ
ノイファイミリーの日常、息子の成長など・・・
2017-091 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 prev 08 next 10
21  20  19  18  17  16  15  14  13  12  11 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

しばらく間があいておりましたが、

安暖亭の方は着々と、現場がすすんでいます。

連休中も大工さんが力作の家具を作ってくれて、設置・塗装も入りました。

今回の物件は床面積が大きくないので、限られたスペースを有効に活用する為、

造作の家具をちょこちょこと入れています。

但し、これを家具屋さんに発注してしまうと非常にコストが上がってしまうので、

出来る限りシンプルな機構を大工さんに作ってもらい、

扉を建具やさんに制作してもらうというかたちをとりました。

勿論、予算的にゆとりがあれば、

家具屋さんに発注して全て制作してもらうことで、

それに見合った素晴らしいものもできます。

こだわりどころをどこにもっていくか・・・によって、発注の仕方も変わってきます。

全体的なバランスが崩れないように。

例えばどこか一部だけがすごくゴージャスで、

他の一部がものすごく品祖な感じになってしまったりしないように、

いろいろと予算と仕上がりのバランスを考えながら、現場に指示を出していきます。



さて、そんな造作家具の内容は、こんな感じです。



まずは、リビングのTVカウンターとベンチ。

出窓下の壁が背もたれになって、座布団が4枚程敷ける幅と奥行きがあります。

ベンチ下にはミニコンポや生活雑貨をしまえるように収納になっています。

配線も全て事前に仕込んであり、扉が付けばそれが隠れるようになっています。

TVカウンターも薄型TVが置けて、

下段にはDVDデッキ類が置けるようになっています。

そしてスケッチが大工さんの手にかかるとこんな風に。



ぴたりっ!と納めてくれました。



ベンチの横にはちょっとした小物がしまえる電話台も制作。



これはリビングのベンチ側から上部が使えて、

玄関扉側から下部が使えるように出来ています。



建具やさんがこれにあわせて扉を制作してくれます。


更に下足入れも大工さんの力作で。



玄関側からは下足入れですが、この背面が階段になっているので、

実は階段踊り場の手摺代わりにもなっています。



4枚の開き扉が入りますが、そのうちの1枚は鏡の扉にしてもらい、

リビング側の部屋が映り込んで部屋が広く感じられるように、

また、出かける前の身だしなみのチェックもできるようになっています。

私の身長よりは高さがあるので、かなり収納量もありますが、

天井いっぱいまでいかず、

吹抜けに置いてあるので圧迫感も感じないようになっています。






こんな風に、造作家具は上手く使えば、

一粒で二度オイシイ  空間活用が広がっていきます。

貧乏性の設計者(ワタクシ)は、

この「一粒で二度オイシイ」に頭をひねるのが、

結構楽しかったりします。



さて、少し仕上の様子も見えてきました。

今回、リビングダイニングは床暖房対応のフローリングを使用しています。

幅広の材で、色は少し赤みがかった色。

カリンまでは濃くないですが、やわらかい赤系の板を使います。

そして壁は珪藻土。

色は黄色に近いクリーム色で、少し横引きのテクスチャーを出しています。



実は、この珪藻土の壁は当初外壁廻りのみとして、

部屋内の壁はペンキ塗り風のクロスの予定でした。

ところが、お施主さんのお父さんが仕上りをとても気に入ってくださって、

是非とも1階のお部屋全部を珪藻土にしたいとご連絡がありました。

全面がこの色だとちょっとどぎつくなってしまうのではないかと思いましたが、

私も今日現場に行って確認してみたところ、

とてもやわらかくてほっとするような仕上がりだったので、急遽変更に。

自分の好きな素材を使っていたのですが、

実物をお客様に気に入っていただけたのは、本当に嬉しいことでした。



2階は既にクロスを貼りおわっていたのでそのままで。



これも色は白っぽいですが、少し珪藻土風に見えるクロスなので、

落ち着いた感じに仕上ってきました。



ペンキ屋さんも入って、家具や建具枠に色が入りつつあります。

これはフローリングの色にあわせて少し赤みがかった木目の色を出しています。

赤と黄色系というと、かなりどぎつい印象になりそうですが、

彩度はそんなに高くないのと、自然素材を使用しているので、

そういったテクスチャーの柔らかさによって、全体的に色の強さを緩和しています。

甘くラブリーにはならず、ポップな感じでもなく、

あたたかくて若々しい感じがするけれど、でもどこかシックで落ち着く・・・

というギリギリのラインのところに着地できるように

もって行きたいなぁ~と思っているのですが。

果たしてどうなるでしょうか。

今後の建具やさんとペンキ屋さんの仕事にかかっています。

どきどきどき。

PR
NAME
TITLE
COLOR
MAIL
URL
COMMENT
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS
TRACKBACK URL 
カレンダー
08 2017/09 10
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
アーカイブ
最新コメント
[02/07 taka]
[11/24 春]
[06/18 tomoママ]
[06/15 後藤亜紀]
[04/25 後藤亜紀]
プロフィール
HN:
masu
年齢:
47
性別:
女性
誕生日:
1969/09/27
職業:
一級建築士
趣味:
しばらくおあづけ状態ですが、スケッチブック片手にふらふらする一人旅
自己紹介:
世田谷で、夫婦二人の一級建築士事務所をやっています。新築マンションからデザインリフォーム等をはじめ、様々な用途の建築物の設計に携わっています。基本呑気な夫婦で更新ペースもぬるーく、更新内容も仕事に限らずゆるーく、でもていねいに、綴っています。
mail
お問い合わせ、メールはこちらへ masumka19690927@me.com
バーコード
フリーエリア
"masu" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]