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実家のリフォームも、いよいよあと少しで引き渡し。
暮らしながら、荷物の移動をしながらのリフォームと、
それ以前の諸々の片付けでクタクタだった両親も段々と出来上がりが見えて来て、
終わりも近づいて来て少し楽しくなって来ただろうか。
「早く見に来てよ〜」って言うけれど、仕事もあるのにそんなに何度も行けるか!
結局、あれ程事前に
「ここを工事すればここも絶対に気になるから、
せっかくやるのであればここも一緒にきちんと手を入れるべし」
と忠告していたにもかかわらず、予算オーバーだからと項目をあれこれと一旦減らし、
それらがまた工事の進捗とともに
「やっぱり真澄ちゃんの言った通りここだけ古くてがっかりだから、
全部まとめてやってほしい」となり、
工期もちょっと延び、工費も最初の減額前の見積もり金額に戻ったかたちとなった。
「だから言ったでしょ!」
と、思いつつ、つくづく素人に工事内容と予算がかかることの必要性を
事前に説明して納得させることの難しさを感じる。
まあ、とりあえず我が家の場合は追加となった分も仕方ないねと言って
気持ちよく支払うことで、
母も多分出来上がりには相当満足できるのではないかと思う。
あそこで最後にケチったら、せっかくの工事の満足度はおそらく半減するだろう。
そして数年後に必ず、
「何であのとき、あの数万、あの数十万をケチったんだろう...」
と後悔することになる。
「お金は天下のまわりもん。
使うときはビシッと使って、またこれを糧にして一生懸命働いて稼げばよいさ」
っていう考えの人が、その見極めと切り替えができる人が、
やっぱり色んな意味でよいもの良い結果を得られてるなと思う。
何しろ、ウチの母はそうしてずっと働いてきた人で、
なんだかよくわかんないけどいつも某かの仕事があり、
なんだかよくわかんないけど、いざって時にポーンとお金を使う人だった。
勿論庶民感覚の範囲内でだけど。
そして年々、歳を重ねるごとに、
「ああ自分も段々、母のような生き方に近づいていっているなあ」としみじみ感じる。
果たして、
私は将来息子にどんな「母の背中」を見せられるようになるのだろう。
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