ノイファイミリーの日常、息子の成長など・・・
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さて、
安暖亭の現場も、佳境に入ってまいりました。
前回お施主さんの希望で急遽範囲が広がった珪藻土仕上げも、
1階の壁と天井全面に施されました。
そしてキッチンも設置。
キッチンに関しては、お施主さんのお母さんご希望の色の中で、
全体的な部屋のイメージにあうものを選びました。
あまり主張しすぎずに、それでも色味が明るく爽やかなものです。
キッチンの床は淡いオレンジ系のタイル。
拭き掃除のし易い施釉タイル(ツヤのあるもの)で、
目地も油や調味料の汚れ等が目立たないように、
濃い茶系のものを使用しています。
実はワタクシ、自邸のキッチンでは濃い茶系のタイルに、
まっ白い目地を使用いたしました。
デザイン優先でそれに決めてしまったのですが、
やはりキッチンの油などの飛び跳ねはかなりのもので、
結構よごれが目立つんですね。
インスタントコーヒーの粉をこぼした日にゃ、
いっそのこと目地全面に刷り込んでやろうかと思いました。
なので、自邸での実験の失敗(とまではいきませんが、経験)を糧にして、
(何しろカラダ張って学習する建築士ですので。おほほ。)
今回はこういった取り合わせでタイルと目地を選びました。
更に正面奥の壁も他の部分と同じ仕上に見えますが、
実はここだけ珪藻土部分と同系色のビニルクロスです。
上から塗れるペンキや汚れを拭取れるタイルならよいのですが、
珪藻土の場合は汚れが付くとそのまま黒ずんで浸透していってしまうので、
念のため汚れを拭取れるクロスで仕上ました。
珪藻土の黄色っぽい壁と天井がキッチンにまで至ったので、
なんだか少しポップな感じもしつつ、明るく楽しそうなキッチンになりました。
吹き抜け部分も全面的に珪藻土が塗られました。
珪藻土のアップを撮ってみたけど、そのテクスチャー、
お分かりいただけるでしょうか。
今回は壁などの垂直面は横引きの仕上げ。
天井などの水平面は、木ゴテ押さえといって、仕上げの感じを変えています。
そしていよいよ 真打登場!
じゃじゃ~ん!!!
玄関格子扉です。
この扉。余計な金物が目立つのがいやだったので、
引き手部分(扉を引くための手が入るところ)まで
掘り込みになっています。
鍵の施錠用の金物だけはどうしても付いてしまいますが、
すごくすっきりと仕上げになりました。
ちゃんと裏表同じように格子がはいっています。
ありがとう~♪ 職人さんっ!
また一つ、名作が出来上がりました。
2階の吹き抜けに面する部分にも障子が入ります。
まだ障子紙を貼っていないので枠のみですが。
季節によって、冬の寒い時期には障子を閉めて、
夏は外してのびやかな空間と風の流れを取り込むなど、
臨機応変な使用ができるようになっています。
さて、仕上げ工事もあと少しとなった安暖亭。
ここに置く家具なども、今お父さんが色々検討中です。
実は先日ご相談を受けました。
新しいテーブルを買おうと思っていたが、他に色々そろえるものもあるし。
以前子供たちが家にいた大家族の頃に使っていたテーブルを、
リニューアルして使用できないだろうか・・・と。
早速業者さんと一緒に敷地内の物置を散策・・・物色?
見せていただいたテーブルは、
カリモクのエクステンションテーブル。
最近はリバイバル品などもシリーズで出てますね。 ■■■
古い痛んだ状態で見ると、んんん?って感じでしたが、
きちんと手入れした後の状態を想像すると、結構いいかも!
あまりピカピカにはせずに、いい感じでリニューアルしてもらうことにして、
脚も座卓の高さにカットすることにしました。
実は物持ちのいいお父さんのお陰で、
こちらには魅力的な古物がたくさんありました。
そして見つけた!
「臼」
1本の木を刳り貫いてつくった小ぶりの臼です。
横に眠っていたのが、お父さんのお兄さんが作ったという無垢材のベンチ。
これは、使わない手はありません。
早速サンルームに置く家具に使用することにして、
くれぐれも廃棄しないようにとお伝えしておきました。
臼の中にちょっと飾れる炭やコケを入れて、
その上にガラスを置いてテーブルにしちゃいます。
こんな感じで。
サンルームでお茶でも飲みながら庭の緑を眺められる。
ちょっとしたカフェ~な空間を、つくっちゃおうと思います。
安暖亭の現場も、佳境に入ってまいりました。
前回お施主さんの希望で急遽範囲が広がった珪藻土仕上げも、
1階の壁と天井全面に施されました。
そしてキッチンも設置。
キッチンに関しては、お施主さんのお母さんご希望の色の中で、
全体的な部屋のイメージにあうものを選びました。
あまり主張しすぎずに、それでも色味が明るく爽やかなものです。
キッチンの床は淡いオレンジ系のタイル。
拭き掃除のし易い施釉タイル(ツヤのあるもの)で、
目地も油や調味料の汚れ等が目立たないように、
濃い茶系のものを使用しています。
実はワタクシ、自邸のキッチンでは濃い茶系のタイルに、
まっ白い目地を使用いたしました。
デザイン優先でそれに決めてしまったのですが、
やはりキッチンの油などの飛び跳ねはかなりのもので、
結構よごれが目立つんですね。
インスタントコーヒーの粉をこぼした日にゃ、
いっそのこと目地全面に刷り込んでやろうかと思いました。
なので、自邸での実験の失敗(とまではいきませんが、経験)を糧にして、
(何しろカラダ張って学習する建築士ですので。おほほ。)
今回はこういった取り合わせでタイルと目地を選びました。
更に正面奥の壁も他の部分と同じ仕上に見えますが、
実はここだけ珪藻土部分と同系色のビニルクロスです。
上から塗れるペンキや汚れを拭取れるタイルならよいのですが、
珪藻土の場合は汚れが付くとそのまま黒ずんで浸透していってしまうので、
念のため汚れを拭取れるクロスで仕上ました。
珪藻土の黄色っぽい壁と天井がキッチンにまで至ったので、
なんだか少しポップな感じもしつつ、明るく楽しそうなキッチンになりました。
吹き抜け部分も全面的に珪藻土が塗られました。
珪藻土のアップを撮ってみたけど、そのテクスチャー、
お分かりいただけるでしょうか。
今回は壁などの垂直面は横引きの仕上げ。
天井などの水平面は、木ゴテ押さえといって、仕上げの感じを変えています。
そしていよいよ 真打登場!
じゃじゃ~ん!!!
玄関格子扉です。
この扉。余計な金物が目立つのがいやだったので、
引き手部分(扉を引くための手が入るところ)まで
掘り込みになっています。
鍵の施錠用の金物だけはどうしても付いてしまいますが、
すごくすっきりと仕上げになりました。
ちゃんと裏表同じように格子がはいっています。
ありがとう~♪ 職人さんっ!
また一つ、名作が出来上がりました。
2階の吹き抜けに面する部分にも障子が入ります。
まだ障子紙を貼っていないので枠のみですが。
季節によって、冬の寒い時期には障子を閉めて、
夏は外してのびやかな空間と風の流れを取り込むなど、
臨機応変な使用ができるようになっています。
さて、仕上げ工事もあと少しとなった安暖亭。
ここに置く家具なども、今お父さんが色々検討中です。
実は先日ご相談を受けました。
新しいテーブルを買おうと思っていたが、他に色々そろえるものもあるし。
以前子供たちが家にいた大家族の頃に使っていたテーブルを、
リニューアルして使用できないだろうか・・・と。
早速業者さんと一緒に敷地内の物置を散策・・・物色?
見せていただいたテーブルは、
カリモクのエクステンションテーブル。
最近はリバイバル品などもシリーズで出てますね。 ■■■
古い痛んだ状態で見ると、んんん?って感じでしたが、
きちんと手入れした後の状態を想像すると、結構いいかも!
あまりピカピカにはせずに、いい感じでリニューアルしてもらうことにして、
脚も座卓の高さにカットすることにしました。
実は物持ちのいいお父さんのお陰で、
こちらには魅力的な古物がたくさんありました。
そして見つけた!
「臼」
1本の木を刳り貫いてつくった小ぶりの臼です。
横に眠っていたのが、お父さんのお兄さんが作ったという無垢材のベンチ。
これは、使わない手はありません。
早速サンルームに置く家具に使用することにして、
くれぐれも廃棄しないようにとお伝えしておきました。
臼の中にちょっと飾れる炭やコケを入れて、
その上にガラスを置いてテーブルにしちゃいます。
こんな感じで。
サンルームでお茶でも飲みながら庭の緑を眺められる。
ちょっとしたカフェ~な空間を、つくっちゃおうと思います。
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プロフィール
HN:
masu
年齢:
55
性別:
女性
誕生日:
1969/09/27
職業:
一級建築士
趣味:
しばらくおあづけ状態ですが、スケッチブック片手にふらふらする一人旅
自己紹介:
世田谷で、夫婦二人の一級建築士事務所をやっています。新築マンションからデザインリフォーム等をはじめ、様々な用途の建築物の設計に携わっています。基本呑気な夫婦で更新ペースもぬるーく、更新内容も仕事に限らずゆるーく、でもていねいに、綴っています。
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お問い合わせ、メールはこちらへ masumka19690927@me.com
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