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ノイファイミリーの日常、息子の成長など・・・
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昨日。明け方から、借りていたwifiが繋がらなくなり、

ネットが出来ない環境に。

これまでの数々の旅や海外暮らしでも、

こんなにも密接に

肌身離さずネットに繋がっていた時期はなかったので。

一気にものすごい計画進行のパフォーマンスも落ちて、

いまという時代と自分が、

どれほどまでにネットに依存しているのかを

思いしらされました。

一方で、これまで普通に使っていた固定電話が無くなり、

ネット以外の方法での情報収集や連絡は益々不便に。

情報格差の広がりは、

広がっていく一方なんだな〜、としみじに感じました。

この日、やらねばならぬ事として、

+ パリのアパートオーナーへの連絡

+ wifi事業社への問い合わせ

ホテルの部屋には外線に繋がる電話もなく、

自前のwifiだったので

ホテルのwifiへのアクセスパスが不明。

夜明けを待って、朝食を取りにゆきつつ、

ネット環境にある場所でまとめて情報収集と連絡。

が、繋がってメールのやり取りもできるようになると、

帰国後の仕事がらみの怒涛のような資料や、

進行中のプロジェクトに問題発生の報告やら、

今ここではあまり見たくないものまで一緒に届いて、

どよよ〜ん。

ああ。

うう。

見れなきゃよかった…

こういう時は、

オットに状況を吐きだして、

自分のブルーな気持ちを半分に。

喜びもしんどさも、夫婦仲良くはんぶんこ。イェイ!

ま、この程度の仕事がらみの問題なんて、

色々クリアしてきてるオットだから

淡々と私の話をきいて、

今は仕方ないと達観。

少し気持ちも楽になり、

ひとまず今送れるメールを送信。

そして肝心の、アパートオーナーへのメールと、

wifi事業社への問い合わせ電話も完了。

調子に乗って、

日々の旅の様子を記録がわりにブログにアップしたり、

重たいデータがメールで届いたり、

相当な負荷がかかりすぎると、

通信制限がかけられたり、

最悪の場合はその後全く使用できなくなるとあって、

少々焦りましたが、問い合わせ中に回線復活。

たまたま、フランス側のメンテの時間だったのか、

定かではないものの、

まだ使えそうなのでひとまずほっ。

今後は、ブログのアップなどは宿のwifi使用にして、

出先での情報収集のみにこちらのwifiと使いわけ。

少々あせった午前中。

チェックアウトも済ませて、

少し近所を散歩して。



気になっていた家の写真をおさめて。



外壁のカワイイクルクル模様や、



植木鉢の人やら。

ホッと和んで気分切り替え。

東京での生活からは今しばらく離れて、

今、この場所でこの時間に感じられる様々なことを

みっちり吸い込もう!

と、じぶんの頭のモードを変えました。

さあ、

今日はこの旅最後の大きな移動日。

いよいよ、パリへ。




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来るのかどうか、全くよくわからないバスを待ち。

通りがかりのバスの運転手に聞いたら、

とにかく乗れと言われて、

とんちんかんな場所で待っていたのを

正しいバス停まで運んでもらい。

何とかかんとかアルル行きのバスに乗り込みました。



まずは腹ごしらえ。



このポテトとハンバーグの量ときたら、

キチガイ沙汰です。



ああ、軽い食事が恋しい。

そんな重たい腹ごしらえの後、

少しでもカロリー消費と散歩に。



ドアの鉄飾りが素敵だ。



ホテルの入口ドアの把手が素敵だ。



遺跡の古代劇場の入口が素敵だ。

と、いちいち立ち止まりながらインプット。



綺麗に修復された闘牛場の前で。



たまにはママとも一緒に写真撮ろうよ〜!

と、嫌がる息子を羽交い締め。



駐車してある車にときめくオトコたち。



黒猫も何だか絵になる。



そんな午後の散歩でした。



お部屋に戻ってからは、

サウナに入ったりお風呂に入ったりでリラックス。

そして息子と、お絵描き対決。



小さい頃から、保育園に飾られる絵を見るたび、

いやはや、

絵の才能だけは極端になさそうだと思ってきたけれど。

何となく、何を描いているかはわかるようになってます。



ほっ。

のんびり滞在も、お姫さまみたいなお部屋も、

今夜が最後。

明日はいよいよ、

パリ、サヴァイブ!


のんびりと宿を出て、

小さな小さな村、フォンヴィエイユを散歩。



旅人たち。



アイアンの柵越しに見える小さな庭には、ミモザの花。



大好きなクリスマスローズも道端に。



多肉植物みたいなローズマリーも。



何と、小さな桜も咲いていました。




芝生の茂る公園でジャレるオトコたち。



街の広場では小さな市がたってました。



ぐるりと一周しても、一時間もかからない小さな村。



村の教会。



南仏の青い空の下。



本当に果たして来るのか?

今ひとつ信用ならないバスを待ち、

アルルの街に向かいます。





前日のディナーで不完全燃焼だった息子。

さて、朝食でリベンジです。



お、見つけたぞ。大好物。



充実の朝食。



あったかいパン。



ジャムもハチミツもいろいろ。



デモ、キミはこれさえあればよいのね。

ヌテラ塗り放題でウハウハ!



レストランの中はこんな感じ。



どのテーブルも、そこでの時間が楽しめる設え。



お庭が眺められるテラス席も素敵。



さて、ホテルの他の共用部も。



離れ棟のサロン。

タイルが綺麗。



この階段をのぼると、我々の部屋がありました。



共用トイレもカワイイ。



こそっと男子トイレの洗面台も偵察。



オムツ台まで。



さて、そしてこちらの宿の見どころが、

この深い深い緑のお庭。



こんなアーチをくぐって敷地に入ると、



ホテルのメインエントランス。



芽吹く植物たちに、春の訪れを感じます。



レストランのテラス席。



緑に囲まれたプール。

夏は気持ち良さそう。

魅力満載の空間を、ゆったり堪能。

さて、ぼちぼちと、

散歩に繰り出しますか。



日曜日で周囲の店も完全に閉まっている小さな田舎街。

この日の夜は、宿のレストランを予約していて正解。

朝から、夜のディナーへの胃袋調整しすぎで、

腹減り度合いがすごいことに。

夕食スタート七時半を狂おしく待ち、

いざ、本館へ。



席の用意ができるまで、サロンで。



暖炉、ついてないからちょっと寒い。



準備が整ったそうで、

洞窟みたいな石の天井のレストランへ。



先付みたいなスープ。



モチモチのパン。



ワクワクしながら料理を待つオトコ。



前菜のポーチドエッグとニョッキ。

私には、小さめサイズを別に用意してくれました。



私のメインはラム。

新鮮野菜もお肉も美味しい!



オットは子牛。

そして息子ですが、



メインを目前にして、寝落ち!?

う、うそだろ〜。

敗因は、

ipadでゲームをやり過ぎて昼寝をしなかったこと。

…アホです。

何とかちょこっと起こして、1/3位食べさせて、

後はパパとママでシェア。

柔らかくってジューシーな美味しいお肉でした。



デザートかチーズは?ってことでデザート。

パイナップルとマスカルポーネのジェラート。

さっぱりしててさらっと入る。



息子のデザート。

パパが頑張ってフォローしました。

ちょっと塩味濃いめな印象でしたけど、

どれもボリュームも味も満足なお料理達でした。

でも、ちょっとサービスの人が残念。

私の事、軽くみてる感じのサーブ。

以前の滞在とは、

やはりメンバーも当然全く変わっているから、

仕方ないとは思いつつ。

当時は相当奇異に写ったであろう女一人旅の小娘に、

とても紳士的に、そしてあたたかく親切に

サーブして下さった方を思いだしたのでした。

ホスピタリティ。

ハードだけでなく、ソフト面でも、

ひとつひとつ丁寧に積み上げていくこと。

簡単なようで、難しいことだなと感じます。





日曜日はどこも閉まっている店が多いので移動日。

こじんまりしていて雰囲気のある街ディジョンから、

南下して南仏へ向かいます。



駅の待合室もおっされ〜、なディジョン。

今回のTGVは、旧型。

三時間弱、雨模様の豊かな田園風景を眺めながらの旅。

到着したTGVのアヴィニョン駅は、

またまた全く見覚えの無いようなモダンな駅。

窓口に行って、

目的地近くのアルルへの切符を買おうと思ったら、

何と移動手段はバスのみ。

TGV専用路線の整備で、この辺ののどかなアクセスが、

えらく不便に押しやられた感じ。

慣れない人は、

面倒くさくて行かないルートになりそう。

吹き荒れる風雨の中バスを待ち、

何とかアルル駅へ。

で、帰りの電車の座席予約をしようとしたら、

この時期のパリ行きTGVがどれも満席。

思わぬ出鼻を挫かれたけど、

止むなく別ルートを探してもらって席予約。

ああ、これで何とか大体の厄介なことが片付いた。

と、思ったけど、今日の宿への移動手段がまた大変。

閑散とした雨の日曜日のアルル駅前。

タクシーもない。

呼ばなきゃこないっぽいけど、

iphoneはネットできても通話は出来ない。

再び駅の窓口に戻って、

タクシーを呼んでもらうようにお願い。

親切な駅の人たちのおかげでタクシー来た!

ああ、やっと辿りつける。

そうして、今回の旅で唯一の☆☆☆☆ホテル、

La regalidoに到着。



ここからはスナップ中心。

部屋のサロン。



シャワールーム



洗面台。



カワイイ!ステキ!

って思ったけど、えらい高さで使いずらいのはご愛嬌。



何と、部屋にサウナまである!

でも、シャワーとサウナがあるけどバスタブないの?!

って思ったら、ありました。



ベッドルームに。



オトナな南仏風とでも言いますか。



フォトジェニックなお部屋。





ベッドもいいホテルはマットレスが良くて寝心地良好。



この季節だから入れないけど、窓から庭のプールが。



相変わらずの、緑豊かなお庭。

この、モリモリっとした感じはたまらない。



ウェルカムカフェを飲みながら、



ここではとにかく、ただただのんびり過ごします。





お昼寝のあと、

またプラプラと街歩きへ。

今回、殆どの宿は街の好きな界隈のど真ん中。

行ったことが無い街でも、

なんとなく好きな界隈を嗅ぎ分ける嗅覚だけは

毎回ハズさず、今回のディジョンでも最高な立地。

朝早過ぎて閉まっていた店も眺めながら、

じっくり街並みも散策。



トラムが走る姿も絵になる街並み。



窓の手摺のロートアイアンに胸ときめかせ。

いつか絶対どこかで使ってやる!と心に誓ってネタ帳に。



紫の窓。



あー、このイカした色気のある建物たちよ!



店構えもどれも魅惑。



そういえば、もうすぐパスクワで卵チョコもあちこちに。



店内撮影勇気はなかったけど、

器も魅惑のオリーブやさん。



美味しそうなチーズ専門店。



キッチングッズも見てたら色々欲しくなる。



あ、いや、お菓子づくりなんてキャラぢゃないんだけど、



何だかいらん勘違いしそうなディスプレイ。



これはいつか欲しい憧れの品。



ストウブの揚げ物鍋ですと。



オタクだけじゃなく、弁当もフランスに浸透中?



ウィンドウショッピングも相当楽しい。

まだ、旅の始めで食糧も衣類も捨ててないから、

お買い物はまだまだ先の楽しみにしてぐっと我慢。

こじんまりした小さな街をのんびり歩いて堪能しました。

明日は、日曜日なので移動日に。

再びTGVに乗って、南仏に向かいます。




前日の移動の疲れもあり、今日はノンビリモード。

…のはずが、

まだ時差ぼけで夜明け前に目覚めて腹ごしらえ。

買ってあったバゲットにバターとジャムで。



紙でくるんだだけなのに、

翌日でも硬くならずに美味しいバゲットを食べると、

ああ、フランスだと思う。

陽が登ってきたら、早速散歩がてら部屋を出る。

朝8時台の行動。

我が家ではすこぶる異例。

早い時間から店を開け始めたイタリアンのお惣菜店。



ピザがあまりに美味しそう過ぎて、

早速寄り道。

そして昨日から気になっていたトラムに乗り込み、

アテのない旅へ。



運転席もカッコよすぎる。



車両もモダン。

なんでしょう。

この、いちいち全部がカッコよすぎる点。

私が日本の暮らしで、心から辛いのが、

このセンスと美しさがないからなんだと、

改めてつくづく感じる。

醜いあの国での暮らし。

この美意識からかけ離れた世界。

それが、私にはとてもしんどくて生きづらい。

人や仕事や、友人たち、素晴らしいものが沢山あるけど、

この目がイキイキと喜ぶ美しさの泉がないことが、

私に旅に出る事を渇望させる。



さて、トラムで途中まで折り返して、

ショッピングセンターに立ち寄ってスーパーで買物。

日用品の買物も、なんだか楽しい。

旧市街に戻ると、カフェが建ち並ぶ広場。



あまりに寒いのでカフェで温かいものでも。



と、入ったのにジェラート食べるアホ。



さて、午前中だけでもずいぶん歩きまわって

腹減りランチタイム。

今日のランチは、市場で色んなおかずを買出し。



パテドカンパーニュとバゲットや、

人参のラペ。

ピザや焼きそば、チャーハン、肉まん?

盛りだくさんの欲張りメニューで満足満腹。

そしてノンビリお昼寝の午後なのでした。


長い長い道程でしたが、

やっとフランスに到着です。

出発ギリギリまで慌ただしい時間を過ごしていたので、

果たして本当にフランスまで来られるのか、

全く実感も湧きませんでしたが、

今、間違いなく我々が居るのはフランスのディジョン。

只今宿での昼寝から目覚めて時計を見ると、

日本時間の明け方。

完全に時差ボケです…

でもま、赤ワインを開けてこれまでの記録を綴りながら、

二度寝の準備に入ります。





渋谷から成田までは、息子が乗りたがっていた成田エクスプレスで。

ほぼノンストップで成田までなので、早くて楽。

あっと言う間に空港でした。



おかげで成田での待ち時間があり過ぎて、

搭乗前にこのありさま。

オットがカウンターでイモトのWIFIも受け取って、

フランス国内でのネット環境の準備も整い、いざ機上へ。



心配していた長時間フライトですが、

息子に関しては全く問題なし。

映画とゲームで、私より機内の時間を満喫。

JALとの共同運行でしたが、機内食はエアフラ仕様で美味しい。

そして、出発時刻を30分以上も遅れたにもかかわらず、

スピード狂のフランス人機長のおかげか?

予定より30分も、無駄に早く到着しました…

ドゴール空港深夜2時台。

鉄道窓口もカフェも閉まってるし、

小銭以外はカードしか使えない自販機ばかりで水も飲めず。

機内から例の如く着服した水やジュースでしのぎながら、

待つこと数時間。

日本人の男子旅行者たちと肩を寄せあいながら、

なかなか買えなかったカード自販機で切符も買えて、

なんとかパリ中心のリヨン駅へ到着!



フランスで初のクロワッサンとパンオショコラを。

そしてフランスフレキシーパスのバリデーションも済ませ、

TGVに乗って、最初の滞在地ディジョンに向かいます。



ヨーロッパの鉄道は、やっぱり色使いからしてしびれまくり。



ブルーのシートに、紫のカーペットや棚!



連結部の荷物置き場もこのデザイン!

いちいち感動です。

私が愛する美の集結は、やっぱり正にここにある。

そして二時間足らずのフランスの車窓からを楽しみつつ、

ディジョンに到着。

あまりに早い到着で、当然宿でのチェックインはまだ。

荷物だけ置いて、早速街に繰り出しました。



旧市街の広場に出ていた朝市と移動遊園地。

飛行機が人気で、子供たち集中。

仲良く一緒に乗らせてもらいました、

食の街ディジョンのマルシェもそぞろ歩き。

美味しそうなものが沢山で、テンションもあがります。



やっとお昼になったので、

目星をつけていたレストランへ。



ランチのアントレと。



そして肉!

美味しい赤みのザ、肉!に大満足。



お昼休みで、狙っていたショコラ屋さんは閉まってたので、

明日出直し。



マカロンに釘付けのアレン君。



ブーランジェリーもオシャレ。



ウィンドウのディスプレイにワクワク。



ディジョンのマスタードを買うのも楽しみ。

そしてやっとのチェックイン。



アパートタイプのお部屋は広々。



ありがたいミニキッチンと冷蔵庫やレンジ。

明日は市場で色んな買い食いを楽しもう。



と、いう訳で、長い長い移動からやっと落ち着いて、

風呂と洗濯と荷物整理でホッと一息、ひと眠り…

のつもりが爆睡。目覚めたら今まだ夜9時。

ワイン飲んだら二度寝の準備←いまココ

フランス一日目は、みなそれぞれに楽しみながら、

旅のスタートを切ってます。

さて、これからどんな珍道中になりますことやら…





最後の最後まで、バタバタでした。

こういう計画の時にかぎって?あれよあれよと仕事のオファーが重なり、

スケジュール調整と次々終えていかなくてはならない作業に追われ、

無我夢中であっというまに3月になっていました。

一方で、先週には息子の卒園式があり、感動の涙に泣き濡れ、

週末には卒園お祝いパーティーがあり、微力ながらもお手伝いに参加し、

お別れ遠足のお弁当づくりをして...

母さん業もあたふたでした。



でもなんとか、

ここまでこぎつけた。



あとはもう、その瞬間その瞬間を大切に過ごすのみです。

さて、ぷらっといってくるか。

仏蘭西まで。





自由きままな若い頃とは違って、

小さな子供と過ごす時期の旅は、その時期や行き先にもいろんな考えが浮かびます。

小さい頃から何の気負いもなく連れ歩く方もいれば、

移動の時にグズられたりしたら…と躊躇する方もいるでしょうし。

そもそもそんな小さな時にあちこち行ったところで、

子どもは覚えてないだろうからもったいないと思う人もいるでしょうし。

近場の移動距離が短いところからちょこちょこと慣らして行くという、

ステップアップ式の家族もいるかもしれません。

では、我が家の場合はどんなスタンスだったのか。

旅先としては、とにかく夫婦共に自然の中のリゾート系よりも、

古い建物が立ち並ぶラビリンス的な街のそぞろ歩きが好きでした。

そして、中途半端な目的地でお茶を濁すくらいならば、

わざわざ出掛けて行かなくてもね…っていう貧乏性。

なので自ずと、どうせ行くならいっそのこと、ちょっとまとめて休んでヨーロッパ…

が、三人で出掛ける旅の目的地候補になっていました。

もちろん。

多分に私の誘導とマインドコントロールが機能していたことは否定しませんが。

では、「息子を連れてそんな旅に出られるのは、一体いつになるんだろう」

と、私たちも旅の希望は常に持ちながらも、

その夢の具体化に関しては長いこと思いあぐねて、行動には移せずにいました。

息子にとって、初めての海外体験がトラウマになってしまっては元もこもないですし。

それに加えて、親の思いに反して、

彼は小さな頃からちょっと保守的なところもありました。

色んな初めての経験に対して、一歩を踏み出してやり出してしまえば楽しめるのに、

その最初の一歩がなかなか踏み出せず、ガンとして譲らないところのある子でした。

挙句の果てには、海外に出掛ける話題を会話の中でちょっと出すと、

「ボクは日本がいいんだよ~!」と、泣き出す始末。

こりゃ、説得するには手強そうだな~と思いつつ、

先立つものの目処もたたなかったので、

(今も実は目処がたってる訳ではありませんが…)

そのまま、ゆらゆらと時間が過ぎてゆきました。

ところが。

ここにきて突然、息子の反応に変化が。

あんなに頑なに嫌がっていたのに、「パリで面白そうな博物館があるよ」とか、

「君の好きなスブラキサンドやさんの近くに宿があるんだよ」とか、

ネットのパリ情報やGoogleのストリートビューを駆使して見せてみたら、

かなり乗り気な反応!!!姿勢は前向きに!!!おおお!

このタイミングは逃すまい!と、

仕事のスケジュール調整や、

仕事の入金時期のトラ狸皮算用をしてみたら(ああなんと現実的)、

何だか何もかも色んなことが、これまでになくスムーズに進む。

ご都合主義の勝手な解釈とは十分に承知ですが、

これはもう、我々の旅立つウェーブがやってきて、

今こそそのタイミングだ!と背中を押されてるなと、

まずは航空券予約をポチっとしてしまいました。

ああ、スタートボタンを押しちゃった...



さて、息子本人が例え今仏蘭西に旅立つ事に乗り気だとしても、

飛行機で12時間とか13時間とかの移動は初めてですから、

まだまだ実際に現地に向かうまでどうなるかはわかりません。

ひとまず年に二度の高知への帰省の際に電車の長時間移動であっても、

7~8時間位はグズらずに寝たり遊んだりして過ごせること。

飛行機でもよく寝られる子だということ。

そんな風に様子を伺いながら、メンタルだけでなく身体面でも、

ある程度の負荷がかかってもクリアできそうだなということを見て、

あとは現地で彼の感じる負担を少しでも軽減できる旅のプランにすることで、

楽しい経験と思い出として残ってくれる旅にできたらいいなと思っています。



子供の成長には、

それぞれの子の「機が熟した」タイミングっていうものがありますね。

時にそれが親にはジリジリとじれったく感じてしまう事もありますが、

「その時」を逃さずにうまく乗ることによって、

ぐぐん!と伸びることも多いなあと感じる最近です。

のびしろが大きい時期。

たとえ具体的な事はいずれ忘れちゃっても、

何か感性に残る時間を過ごせたらいいなと思います。

今回の旅は、親子3人。

大人2名子供(6歳)1名。

私がこれまでやってきた、行き当たりばったりのパッカー一人旅とは、

ちょっと勝手が違います。

まず、息子の安全や安心感や健康を第一に。

そして3人があまり負担を感じずに楽しめ、

且つ身の丈にあった旅...というコンセプト。

宿選びも、これまでとは違った視点で選びました。

本当なら、四つ星デラックスに毎晩泊まれればいいんでしょうけれども。

そうは言っていられないので、メリハリをつけて。

1ヶ所だけ、久しぶりに訪れたかったオーヴェルジュで

優雅な2晩を過ごすことにしてVilla Regalido

後の2ヶ所はいずれもキッチンとバスタブがついた、

アパートメントタイプの宿にしました。

ディジョン+++シティロフト

パリ+++Rue Xavier Privas (4 guests)

Villa Regalidoは、私が初めて一人で仏蘭西を旅した時に泊まった宿。

美しいマダムととっても優しい物腰柔らかなムッシューが経営していて、

とっても印象深い思い出ができた場所でした。

そこでの思い出があまりにも素敵だったので、その後母と仏蘭西を旅したときにも、

再び訪れて滞在しました。

マダムは、最初に滞在した時の私のことを覚えていてくれて、

再び母を連れて訪れた私たちをとても歓迎してくれました。

そしてそこでのチェックアウトの時に、

「次は是非、ハネムーンで来ますね!」と大見栄切ってきた私。

あれから既に20年ちかくが過ぎているし、

もうマダムやムッシューは経営から退いて引退しているかもしれないけれど、

それでもまた、何か新しい素敵な時間を得られるかもしれないって思って、

今度は自分の家族と一緒に、そこへ滞在する事に。

内装もリニューアルされて、

プロヴァンス的要素は残しつつモダンに洗練された雰囲気になっているようだし、

何しろ緑の深い様々なお花に囲まれた庭や石積みの壁や暖炉など、

建物も趣きがあって素敵なのです。

色々と泊まってみたいデザイン性に富んだホテルがフランスには沢山ありますが、

今回は、ここでどっぷりリラックスしてくることにします。

コブ付きだけど、遅ればせながらのハネムーン...にもなるのでしょうかな。



それ以外の宿は、主に場所をメインに決めました。

旧市街や、街の喧騒が感じられるど真ん中地帯。

一歩外に出ればカフェやお店が賑わっている地域で、

その喧騒を楽しみながら、暮らしているように過ごして来ます。

キッチン付きっていうのも、家族連れだとポイントが高いです。

今回は約2週間弱の行程ですが、その間ずぅっと外食だとさすがにげんなり。

どこに行ってもお米がなければ!ってタイプでもないのですが、

意外に仏蘭西って手頃な値段でそこそこの食事ってとりずらかったりします。

まあ、東京程飲食店のバラエティや価格の幅に富んだ街も稀なのでしょうが。

そんな訳で、時には部屋でがっつりママのパスタを食べるとか、

そんなことも出来る宿選びにしました。

え、なんでパスタ?って?

だって、仏蘭西人の茹でるパスタや野菜は、

デロデロで食えたもんじゃあございませんもの。

勿論それなりのお店に行けば別なんでしょうが。

お米より、美味しいパスタが食べられる事の方がウェイトが高いウチの男たち。

ママの上げ膳据え膳は夢のまた夢ですが、

それでもまあ、自分の家にいるようにリラックスしながら、

旅先での素敵な刺激を存分に浴びてこられたらいいなと思います。











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女性
誕生日:
1969/09/27
職業:
一級建築士
趣味:
しばらくおあづけ状態ですが、スケッチブック片手にふらふらする一人旅
自己紹介:
世田谷で、夫婦二人の一級建築士事務所をやっています。新築マンションからデザインリフォーム等をはじめ、様々な用途の建築物の設計に携わっています。基本呑気な夫婦で更新ペースもぬるーく、更新内容も仕事に限らずゆるーく、でもていねいに、綴っています。
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