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ノイファイミリーの日常、息子の成長など・・・
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自由きままな若い頃とは違って、

小さな子供と過ごす時期の旅は、その時期や行き先にもいろんな考えが浮かびます。

小さい頃から何の気負いもなく連れ歩く方もいれば、

移動の時にグズられたりしたら…と躊躇する方もいるでしょうし。

そもそもそんな小さな時にあちこち行ったところで、

子どもは覚えてないだろうからもったいないと思う人もいるでしょうし。

近場の移動距離が短いところからちょこちょこと慣らして行くという、

ステップアップ式の家族もいるかもしれません。

では、我が家の場合はどんなスタンスだったのか。

旅先としては、とにかく夫婦共に自然の中のリゾート系よりも、

古い建物が立ち並ぶラビリンス的な街のそぞろ歩きが好きでした。

そして、中途半端な目的地でお茶を濁すくらいならば、

わざわざ出掛けて行かなくてもね…っていう貧乏性。

なので自ずと、どうせ行くならいっそのこと、ちょっとまとめて休んでヨーロッパ…

が、三人で出掛ける旅の目的地候補になっていました。

もちろん。

多分に私の誘導とマインドコントロールが機能していたことは否定しませんが。

では、「息子を連れてそんな旅に出られるのは、一体いつになるんだろう」

と、私たちも旅の希望は常に持ちながらも、

その夢の具体化に関しては長いこと思いあぐねて、行動には移せずにいました。

息子にとって、初めての海外体験がトラウマになってしまっては元もこもないですし。

それに加えて、親の思いに反して、

彼は小さな頃からちょっと保守的なところもありました。

色んな初めての経験に対して、一歩を踏み出してやり出してしまえば楽しめるのに、

その最初の一歩がなかなか踏み出せず、ガンとして譲らないところのある子でした。

挙句の果てには、海外に出掛ける話題を会話の中でちょっと出すと、

「ボクは日本がいいんだよ~!」と、泣き出す始末。

こりゃ、説得するには手強そうだな~と思いつつ、

先立つものの目処もたたなかったので、

(今も実は目処がたってる訳ではありませんが…)

そのまま、ゆらゆらと時間が過ぎてゆきました。

ところが。

ここにきて突然、息子の反応に変化が。

あんなに頑なに嫌がっていたのに、「パリで面白そうな博物館があるよ」とか、

「君の好きなスブラキサンドやさんの近くに宿があるんだよ」とか、

ネットのパリ情報やGoogleのストリートビューを駆使して見せてみたら、

かなり乗り気な反応!!!姿勢は前向きに!!!おおお!

このタイミングは逃すまい!と、

仕事のスケジュール調整や、

仕事の入金時期のトラ狸皮算用をしてみたら(ああなんと現実的)、

何だか何もかも色んなことが、これまでになくスムーズに進む。

ご都合主義の勝手な解釈とは十分に承知ですが、

これはもう、我々の旅立つウェーブがやってきて、

今こそそのタイミングだ!と背中を押されてるなと、

まずは航空券予約をポチっとしてしまいました。

ああ、スタートボタンを押しちゃった...



さて、息子本人が例え今仏蘭西に旅立つ事に乗り気だとしても、

飛行機で12時間とか13時間とかの移動は初めてですから、

まだまだ実際に現地に向かうまでどうなるかはわかりません。

ひとまず年に二度の高知への帰省の際に電車の長時間移動であっても、

7~8時間位はグズらずに寝たり遊んだりして過ごせること。

飛行機でもよく寝られる子だということ。

そんな風に様子を伺いながら、メンタルだけでなく身体面でも、

ある程度の負荷がかかってもクリアできそうだなということを見て、

あとは現地で彼の感じる負担を少しでも軽減できる旅のプランにすることで、

楽しい経験と思い出として残ってくれる旅にできたらいいなと思っています。



子供の成長には、

それぞれの子の「機が熟した」タイミングっていうものがありますね。

時にそれが親にはジリジリとじれったく感じてしまう事もありますが、

「その時」を逃さずにうまく乗ることによって、

ぐぐん!と伸びることも多いなあと感じる最近です。

のびしろが大きい時期。

たとえ具体的な事はいずれ忘れちゃっても、

何か感性に残る時間を過ごせたらいいなと思います。

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プロフィール
HN:
masu
年齢:
54
性別:
女性
誕生日:
1969/09/27
職業:
一級建築士
趣味:
しばらくおあづけ状態ですが、スケッチブック片手にふらふらする一人旅
自己紹介:
世田谷で、夫婦二人の一級建築士事務所をやっています。新築マンションからデザインリフォーム等をはじめ、様々な用途の建築物の設計に携わっています。基本呑気な夫婦で更新ペースもぬるーく、更新内容も仕事に限らずゆるーく、でもていねいに、綴っています。
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