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ノイファイミリーの日常、息子の成長など・・・
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出産とほぼ同時期に、家を購入した私たちですが。

無謀と思われるスケジュールだったにも関わらず、

お陰で様々なタイミングに恵まれることとなりました。

その最たるものが、「保育施設」の選択です。

私たちの暮らす世田谷も、例に漏れず働くママさんパパさんの絶対数に対して、

どうも保育施設の数は足りているようには思えません。

人から聞いた話では、保育園の空き待ちも多く、

公立の保育園などはかなりの倍率だとか。

でも、せっかく運良く保育園が決まっても、

これから先住む家が決まっていなかったら、

その後引越したが故に保育園が遠くなってしまったり、

最悪の場合は通えなくなってしまうこともあります。



いいタイミングで、あれんたんが生まれてすぐに家の場所が決まったお陰で、

この家の近所でできるだけ通いやすい場所の保育施設を探すことに

ターゲットを絞ることができました。

そして早速、保育施設探しがスタート。

6月生まれのあれんたん。

大体公立の保育園だと、

5~6ヶ月を過ぎた頃からの月齢で預かってくれるところが殆ど。

そうなると、時期的に空きも殆どなく、

結局は翌年の4月からの入園に賭けることになります。勿論抽選。

「せめてそのくらいの期間は、赤ちゃんと一緒に過ごしてあげればいいのに」

とか、

「そんなに小さいうちから預けて、大丈夫なの?」

とか。

普通のママさんなら誰しもが思う葛藤は、ワタシの中にも勿論ありました。

でも現実問題として、

自営業の場合はいくら休みは無期限で自分の自由に取れたとしても、

その間の収入の保証は誰もしてくれないということがまず第一前提。

ワタシの職業で入っている健康保険組合で、

なんとか産前・産後の数ヶ月分だけは出産一時金を出してもらえるものの、

それも微々たる金額です。

更に、ブランクが開けばそれだけ仕事の復帰も以前と同じようにいけるかどうか、

不安も募ります。

そんなワケで、そうそうのんびり産休もしてられない と、

早速私立も含めて保育施設探しを始め、色々と調べだしました。

でも、電話で片っ端から保育園にあたってみるものの、

時期的にも丁度空きがないところばかり。

どうしたものかと思いながら、これまで選択肢から外れていた、

「保育ママさん」にもあたってみることにしました。

何故これまで選択肢から外れていたかといえば、

たとえ経験豊かなママさんとはいえ、個人のお宅に預けるということに、

正直言って若干抵抗があったからです。

ましてやここは東京。

施設の面積や住所を見ても、個人のマンションの一室で生まれたばかりの子供を

預かっているところが殆どでした。

世田谷区の場合は、

保育ママさんでの一月の保育料は保育園に比べると非常にお安くて、

経済的には非常に助かります。

でも、果たしてどうしたものか・・・と思いつつ、

まずは一軒あたってみることにしました。

電話をかけてみたところは、既に定員が一杯で入れないとのこと。

内心「ほっ」としつつも、電話口で親切そうなママさんが、

別のところで丁度一人空きがでてるようなので聞いてみては?と

教えてくださいました。

調べてみると、何と今度引越す我が家の裏。徒歩1分のところです。

そしてお得意のググって航空写真と地図を見てみると、

なんだか大きな敷地の中に建つ一軒家。

保育施設の面積も他より広くなっています。

あれれれれ?!もしや、ここはこれまで想像していたところとは違って、

なんか良いカモ?!

早速電話で問い合わせてみたところ、

明るい声のママさんが応対してくださって、

一人空きがあるので一度見学に来てみては?と言ってもらえたので、

夫と二人で見に行くことにしました。

そしてまた、例によって「即決!」の二人です。

そこは都内の中でも恵まれた広さの敷地に建つ一軒家で、

木造の古いお家といえども、なんだかとってもアットホームな感じ。

ママさんだけでなく、長年保育ママさんをしてきた大ママさんと、

お嬢さんも幼稚園の先生をされているので時々子供たちをみてくれるとか。

田舎のおばあちゃんのお家とか、親戚のおばちゃんのお家に預けるような、

なんかそんな不思議な安心感がありました。

ママさんと遊んでいる子供たちを見ると、

孫がみんな集まってきた、賑やかな里帰りの風景みたいな感じです。

ここだったら、あれんたんものびのび楽しく預かってもらえて、

規模的にも、保育園に入る前の小さな社会からゆっくり慣らさせていくのに

すごくよいかもしれない!と思い、二人でお願いすることにしました。

こうして保育開始月齢が満ちた去年の8月から今年の3月まで。

あれんたんの小さな社会デビューは順調に果たされて、

そこでは本当に充実した時間を過ごすことができました。

沢山抱っこしてもらって、話しかけてもらって。

お歌も歌ってもらったり、チュ―したりハグハグしたり。

本当に愛情をいっぱいかけてもらいました。

毎日ママさんの所に行くのを楽しみにしていたあれんたん。

おそらく我が家にいるよりも、相当待遇もよかったんだろうな。

連れて行くと、もう既に中のお友だちが気になって、

ワタシになんて目もくれませんでした。

そのくらい活き活きと、彼は素敵な時間を過ごしていました。

そしてまた、親のワタシにとっても、ママさんや大ママさんは大先輩。

初めての育児にあたふたしても、いろんなことを優しく教えてくれて、

ものすごくおおらかな気持ちで子供に向き合うことができました。

小家族・核家族で、家に赤ちゃんと二人っきり。

相談できる相手が誰もいない育児中のママさんも、

きっと中には沢山いることと思います。

でも、いろんな人に助けてもらいながら、

いろんな人に教えてもらいながら、

自分ひとりで全部やろうとしないで、

肩の力を抜いて育児を楽しんでいく方が、

子供にとってもママのストレスの矛先が向かないですむし、

いいことなのではないかな・・・と個人的にはワタシは思います。

特に、ワタシは自分自身がものすごーく未熟なので。尚更。一層です。

考えてみれば、昔の日本だって。

兄弟たちや、おじいちゃんおばあちゃんや。

近所のおせっかいなおじさんやおばさんや。

いろんな人たちが協力してくれて、お父さんもお母さんも働いて、

そして子供たちが沢山沢山育ってきたんですもんね。



保育ママさんのところに預けてよかったことは、

他にもいろいろありました。

まずはあれんたんの表情がとっても豊かで、

他のお友だちと「からむ」ことがすごく上手になったこと。

時々他の赤ちゃん達のいる場所にほっぽり投げても、

常に「どっしり」。まるでゴッドファーザーのような貫禄で、

全然物怖じせずに存在感を発揮してます。

これはその後保育園に行ってからも相変わらずです。

更に、我が家の宝物になっているのが、

ママさんが撮ってくれた記録ビデオや写真。

そして、毎日やりとりしていた連絡帳です。

時間のない中での殴り書きみたいなものではありますが、

毎日続けて書き続けることで、

いつ頃どんな風に何ができるようになったのか。

貴重なあれんたんの記録になっています。

一緒にいられなかった時間も、彼がどんな風に時間を過ごしてきたのか。

ママさんからの文章が愛情たっぷりで、離れていた時間を埋めてくれます。

会えない時間がある分だけ、夕方お迎えの後や休みの日には、

家族3人の時間をすごく大事にしながら、息子と過ごします。

正直、休みの日の方が仕事している平日より疲れることもありますが・・・

いつかは親なんてそっちのけで遊びにいっちゃうまでの短い時間。

メリハリつけて、こうして一緒にいられる時を、

これからも大事にしていきたいなぁと思います。

働きながら子供を育てるのは、経済的な理由が勿論一番だったりしますが、

ワタシ自身の性格を省みても、

これが一番我が家にあった方法かなと思います。

みんなのおかげで、

今日もあれんたんはのびのび育ってます!
















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BlogRankingから遊びにきました
私と似たシチュエーションで、見入ってしまいました。うちも0歳児がいて、ほぼ自営で仕事中してます。また遊びに来ます(๑→‿ฺ←๑)
Chanco0101 URL EDIT
at : 2007/08/17(Fri) 15:12:24
Chanco0101さん
いらっしゃいませ。
夏休みで留守にしていたのでお返事遅れました。
同じ自営でお仕事されてるママさんなんですね!素敵なガーデニングの写真たちのブログも見せていただきました♪
ご覧の通り、仕事と育児の合間を縫っての気まぐれ更新のブログですが、またときどきのぞいてみてください☆
masu EDIT
at : 2007/08/22(Wed) 09:48:15
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プロフィール
HN:
masu
年齢:
54
性別:
女性
誕生日:
1969/09/27
職業:
一級建築士
趣味:
しばらくおあづけ状態ですが、スケッチブック片手にふらふらする一人旅
自己紹介:
世田谷で、夫婦二人の一級建築士事務所をやっています。新築マンションからデザインリフォーム等をはじめ、様々な用途の建築物の設計に携わっています。基本呑気な夫婦で更新ペースもぬるーく、更新内容も仕事に限らずゆるーく、でもていねいに、綴っています。
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