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ノイファイミリーの日常、息子の成長など・・・
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今年の正月休みの帰省では、本当に帰りの飛行機や列車の切符がとれませんでした。

不景気で海外に行っていた人が帰省することにしたからか、

はたまた話題の大河ドラマの影響か、暦の関係かはわかりませんが、

結局のところいつもどおりの飛行機ではなく、列車にのっての帰路となりました。

おかげでこれまで素通りしていた新生・高知駅も見る事ができて、



ダイナミックな高知の杉材を使用した駅舎も堪能できました。



何より思わぬ鉄道の旅で喜んだのが息子です。



あんぱんまんの作家やなせたかし氏の故郷とあって、

列車もあんぱんまん列車。



はしゃぐ息子に隠れて、実は親のワタシ達も喜んでいたりして。

予定以上の長い滞在となってしまいましたが、

思わぬ発見もあった楽しい旅となりました。



東京に戻って来たら、なんだかあちらこちらのメディアで龍馬龍馬の大騒ぎ。

でもね、実際の高知の街中は、子供におもちゃを買ってやれる店もない程、

空洞化が進んで閑散としていました。

街の中心となるメインストリートに人がいないのです。

では、航空券が全くとれない程集まっているはずの人は一体いずこに?!

実は、滞在中やむなく2度も足を運んでしまった「イオン」にいました。

結局のところ、郊外にできた大型ショッピングセンターに人が集中して、

長い歴史のある街の商店街はがらがらという状況です。

残念なこと。

そしてワタシがニッポンの田舎で暮らせない理由がまさにこれ。

街自体の個性がなくなって、

どこに行っても同じようなつくりの同じようなショッピングセンターでしか、

買物したり娯楽を楽しんだりができないという苦痛。

東京がすごいとか、東京にいるから日々スノッブな場所に足を運んでいるとかでは

決してないのですが、この選択肢の少なさは今の自分には大変な苦痛であり、

また残念なことでもあります。

なぜなら、いい素材が沢山沢山あるのに、それを活かしきれていないから。

城下町で綺麗に区画整理された街区や、風情のある路面電車。

歩いてもなんとか端から端まで行けるくらいのちょうどよい按配の街のスケール感。

あぶらののったぷりぷりの新鮮な魚や、

甘く色濃い素材の味が深い野菜、食材、などなど。

ひとつひとつはどれも魅力的なのに、それがひとつにまとまらなくって、

あれあれ、どうしちゃったの?っていう方向でぷっつりと道が途切れたような感じ。

よそ者のワタシがここでこんなことぶちぶち言っていても仕方ないのですが、

今年注目の街である追い風にあおられて、

龍馬旋風にまきこまれて、

もっともっと潜在的な魅力を引き出して、

高知という街がどんどんぐいぐいよい方向へ進んでいって欲しいなと

密かに期待しています。



ちなみに、高知県は何故か喫茶店の数が日本一?多い場所だとか。

確かに、ワタシ達が食いつくような興味深いお店があちこちにありました。

午後のモーニング」とか、

オールタイムモーニング」とか。

つっこみどころ満載だけど、食いしん坊のお客としてはありがたいサービス満点。

お越しになる機会がありましたら、是非そんなところも楽しんで頂きたいものです。







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懐かしいけど戻れない街
あんぱんまん列車に乗ったんですね。オトコたち嬉しそうだね。目新しいモノを見たさに外に出て早20年。故郷にいる時間より外に出ている時間の方が長くなってしまいました。実家に帰っても他人の家にいるみたいで落ち着きません。懐かしいけどそこには自分の居場所がない街ですね。
MUBUNG EDIT
at : 2010/01/12(Tue) 14:22:47
Re:懐かしいけど戻れない街
これまで選択肢になかった電車での帰郷、これからレギュラールートになりそうな予感デス。
実家って、一度出てしまったらもうなかなか戻れない場所になるのは、どこも同じかもしれません。近くても、気持ち的に遠くなるんだよな〜。ま、それだけ今の場所が気に入ってるってことなのかも...
at : 2010/01/24 00:13
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プロフィール
HN:
masu
年齢:
54
性別:
女性
誕生日:
1969/09/27
職業:
一級建築士
趣味:
しばらくおあづけ状態ですが、スケッチブック片手にふらふらする一人旅
自己紹介:
世田谷で、夫婦二人の一級建築士事務所をやっています。新築マンションからデザインリフォーム等をはじめ、様々な用途の建築物の設計に携わっています。基本呑気な夫婦で更新ペースもぬるーく、更新内容も仕事に限らずゆるーく、でもていねいに、綴っています。
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