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ノイファイミリーの日常、息子の成長など・・・
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掃除嫌いなママの代わりに、

掃除好きなオトコになるように・・・

と、さりげな~くおだてながら調教してきたワタクシですが。■■■



ホントのホントにこのオトコ。

掃除好き?かもしれません。





お気に入り?のお掃除グッズを駆使して。

床の掃除もす~いすい。





隙間もキレイにお掃除しましょ。





TV台の上もお掃除お掃除。

あぁ、忙しい・・・






でもね。あれんたん。






それは、ママ専用の豚毛の「ボディーブラシ」なんですよ・・・






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新居を購入したり建てたりした場合。

建物以外にも、もろもろとお金がかかるもんです。

ローンに絡む資金たちも勿論ですが、

家が新しくなるんだから、家具だって家電だって新しく揃えたい。

照明器具などもこだわれば結構いいお値段。

日当たりのいい窓が沢山ある家!を希望したものの、

窓が多ければそれに取り付けるカーテンやブラインドなども必要。

お庭やバルコニーにウッドデッキが敷きたい!

ガーデニングも楽しみたい!

などなどなど。



我が家も例にもれず、

必要なもの・新しく揃えたいものをリストアップしてみると、

結構な項目と金額になっていきました。

「今この機会に買わなかったら、一生買えない!」

っていうのも、よくきく言葉です。

確かに。物事には勢いが必要なことって多いです。

家を建てたり買ったりしたら、何しろ普通の人じゃめったに使わない金額が、

右から左へ流れていきます。

それが続くと、なんとなく意識も麻痺してきて、

例えば普通のときに冷静に10万円の買い物ってきくと躊躇しちゃうのに、

数千万を動かしてる中での10万円って、何だか出せちゃう気になっちゃうもんです。

だけどその後ローンを払い続ける生活になると、

また元の価値観に戻ってふっと我に返ったりするんですね。

そうなるともう、月々の支払いに追われてるから、

10万円の買い物なんてできない!ってことになっちゃって、

そのまま何年も過ぎていくってこと、

とってもとってもよくあります。



でも一方で、

何年もかけて、少ぅしずつ。

自分たちが本当に気に入ったものを、

ゆっくりじっくり探して、

一つずつ揃えていくっていうのも、素敵なことと思います。

家は、出来上がったその時が完成ではないですから。

竣工したときは、まさに「おぎゃー!」と産声あげて生まれた瞬間。

そこから何年もかけて、育てていくものだとワタシは考えています。

そんなワケで、我が家も必要最低限揃えたいものは揃えましたが、

今もまだ、色んなものを選んだり、いつか買えるといいなぁと夢見たり、

相も変わらずわくわくしている途中です。



さて、その必要最低限の中にも、勿論こだわりはありました。

今回はその少数精鋭たちをご紹介。

まずは我が家の中心。大テーブルです。



今は亡き、建築家の宮脇壇先生も以前よく熱弁されてましたね。

家の中心に、なんでもできる大面積のテーブルをおこう!って。

食事をしたり、子供たちが宿題をやったり。

お母さんが家計簿つけたり、お父さんが仕事したり。

そんな、なんでもござれ!の大テーブルを家族が取り囲んで、

家の中でコミュニケーションをとるのだ・・・とかなんとか、

書かれてた記憶があります。

私自身も、ちまちましたところで作業をするのがみみっちくてイヤなので、

我が家も可能な限り大きなテーブルが、中心にどかんと置いてあります。

サイズは1900mm×1200mm

ホワイトアッシュのダイナミックで力強い木目の、無垢テーブルです。

家具屋さんはこちら。■■■家具蔵さん

最初はもっとラフな無垢材のテーブルをイメージしていたので、

コストも比較的良心的なこのお店を見ていました。

■■■目黒通りのbrunch+one

最終的には知人の紹介もあったので、

結局はこの家具蔵さんにオーダーしてお世話になることに。

どの家具もそうですが、本当に日本の職人さんらしく、

滑らかな手ざわりですごく丁寧なお仕事されてる家具でした。



そしてワタシと夫の椅子です。



ワタシは黄緑。夫はグレー。

我が家は自宅兼事務所。そしてダイニングは我らの仕事場でもあります。

なので、デザインと色にこだわりつつも、

ビジネス仕様のダイニングチェアとなっています。

この椅子になって、本当に仕事中の姿勢が楽になりました。

こちらはネットで購入。■■■



そしてベッド。といっても、我が家はマットレスだけですが。



ベッドのマットレスだけは、値が張ってもいいものを・・・と思い、

ベッドといえば、シモンズでしょ!■■■

と、コテコテ定番ものを選びました。

でも、マットレスの違いによって、こんなにも寝心地は違うのか!と、

ショールームで色々試してみて実感させられました。

本当に身体をしっかりと支えつつも、丁度よい硬さで包み込んでくれる感じです。

実は当時、我が家のあれんたんは抱き癖がついていて、

ほんのちょっと下に置こうとしただけでぎゃぁぎゃぁうるさく泣く時期でした。

なのになのに。

このマットレスの上に載せた時「だけ!」

気持ちよさそうに機嫌のいい顔をしていたのです。

もうちょっと安いのでもいいかなぁ~と思っていた私たちは、

別のベッドに奴をそぉっと置いてみました。

すると、ぎゃ~泣き。

「お、オマエは違いのわかるオトコなのか?!」

なんて言いつつ、ショールームのお姉さんの手前引っ込みがつかなくなって、

いっちばん高いマットレスを買う破目に陥ったワタシたち。

でも、その選択に後悔は全くありません。

人生の約1/3は眠っている時間。

大事にしてよかった! と今も思います。



そしてまた椅子の話になりますが。

我が家のあれんたん専用椅子はこちらです。



佐々木敏光デザインの、new bambini という椅子。

■■■

ベッド同様、椅子も身体に直接触れる家具です。

なので、デザイン性も勿論ですが、

肌触りやすわり心地も十分に考えられたものを選びました。

せっかくだから、子供の成長と同時に椅子も進化していって、

「これがボクの椅子なんだ!」って愛着もって言えるようなものを

少しずつ与えたいナァと思いました。

長くずぅっと愛し続けられるものを。

沢山じゃなくてもいいから。

そういう感覚に小さいうちから触れ続けることって、

なんとなくいいんじゃないかと思っている親二人です。

なんとなく・・・なんですがね。



さて、随分長い記事になっちゃいました。

最後に我が家のラグとカーテンです。



ラグはこちら。■■■青山骨董通りSempre

上のクッションも同じショップで買いました。

ここは比較的お手ごろ価格でデザイン性に富んだものが沢山ある、

楽しいショップです。

そしてカーテンはこちら。■■■



このお店は、ワタシのダイスキなものがとにかくいっぱい!

特にフランス、パリを旅して虜になっちゃった女子たち!

パリはワタシの第二の故郷よ~!なんてマジで思っちゃっている女子たち!

是非旧山手通り沿いのこちらのお店、覗いてみてください。

店内の香りからして、郷愁?!をそそられます。

主にファブリックを扱うショップになってしまったのですが、

ここの生地の見本帳は、見たら踊りが止まりません。

きゅんっ!となる生地ばっかりです。

ちなみに、前回ご紹介した洗濯機置場のリリアンカーテンも、

こちらのお店で購入いたしました。



ざっとこんなアイテムたちが、我が家に彩りを添えています。

実は今、密かに狙っている新しいモノがありまして。

いましばらく時間はかかりそうですが、

いつかここでも、一つ二つ揃えたいと思っています。

■■■

ずっと昔に覗いてた好きなサイトがあるのですが、■■■

久しぶりに見てみたら、いつの間にか子供が一人増えて、

お姉ちゃんは随分大きくなっていました。

そこで紹介されてた家具たちです。■■■

いいんですよ。ここんちの写真。



さて。

まだ先があるってことは、

待ち遠しいけど、

楽しいもんです。
東京も少し秋の気配がしてきましたね。

この季節になると、ワタシはどうも旅虫がうずいてうずいて、

しかたなくなります。(ワタシだけか?!)

生憎なのか、幸いなのか?

育児中の身であり、更に先日ひょんなことから足を骨折。

どうにも身動きがとれないので、

やむなく昔の自分の旅日記などを、久しぶりにぱらぱらとめくってみました。



こちらがその絵日記たち。



2週間以上の旅に出るときには、

いつもこんな小さな中身が真っ白のスケッチブックを小脇にかかえて、

あてもなくぷら~りぷらりと、歩きまわっていました。

使われる筆記具たちはその時によって違いますが、

大体この程度のものを用意。



そして、旅先で巡りあったさまざまなモノや人や出来事を、

つら~りつらり と書き綴っていました。



どの絵日記も、最初のページはここからはじまります。



手づくりカレンダー。

旅の日程分だけフリーハンドで升目を切って、

日にちと曜日だけ記しておきます。

そして現地で泊まった街やホテルなど、

ざっくりとしたものを書き込んでいきます。



商売柄、当然泊まった宿の部屋のスケッチもかかせません。



えぇえぇ。若かりし頃、読みましたとも。

妹尾河童さんの、「河童が覗いた~」シリーズたち。

まだ学校でちゃんと絵の勉強もする前だった頃は、

この本たちに習って、鳥瞰図を見よう見まねで描いたりしていました。

当時のワタシのバイブルです。



そうして気ままに歩き回っては立ち止まり。

その場所で出会った風景を描き。



歩き回った道筋を記し。



食べたものを記録し。



出会った人たちとの思い出を綴っていきました。



時に絵で表現しきれないような時には、

こうしてただただ文字で記憶に刻みこんだり。



実はこの絵日記。

各現地ではこの文字のページが一番周囲の話題になりました。

「一体なぜ、こんなに小さな文字を

まっすぐにびっちりかけるのか?

ニッポン人は、やっぱり皆こんなに几帳面なのか?!」

とまぁ、フランスなどではこの文字のページこそが、

アートだ!と絶賛していただけました。



そんな風に旅のたんびに描き続けてきた絵日記たち。

今ではワタシの大切な宝物になっています。

時々。

入院中の友達のベッドの上で、早く退院できるようにと励ましたり、

仕事を辞めた知人の書斎で、次のステップへ向けてのエネルギーを充電したり。

こっそりと色んなところを旅して、活躍してたりもします。



何より、旅先でこうやって絵を描いていると、

好奇心旺盛な海外の人たちからは、何やかやと声をかけられます。

「何を描いているの?」から始まって、

いろんな現地の人たちとコミュニケーションがとれたり。

それがきっかけで友達になったり。

とうとうその友達の家にホームステイすることになったり。

挙句の果てにはその街で暮らすことになってしまったり・・・

とまぁ、

本当にさまざまな可能性も広がっていったりします。

(そんなに余分な可能性を広げる必要もないでしょうが・・・)



今の時代。

カメラやビデオなどなど、優れモノたちが沢山あって、

それらを使った旅先での思い出の記録の仕方も幅広くなって、

楽しみも増えてきていますね。

ワタシもそんなツールを活用して楽しんでいる一人ではありますが。

こういうシンプルな超アナログの記録媒体も味わい深く、

これからも1冊ずつ、時間をかけて増やしていきたいモノです。

スケッチブックと航空チケットとパスポートだけ。

ぽんっとカバンに放り込んで。

まるで散歩にでも行くように、

また、ひょいっと旅に出たいなぁ~。

なんて、夢みてたりする今日この頃です。


前回は、我が家の厳しい予算と見積調整の中で生き残ってきた、

デザインアイディアやアイテムたちのお話をいたしました。

今回は、家の機能についてのお話です。

デザインや素材にこだわるのと同じように、

機能性にも十分配慮されたバランスのよい空間を。

ということで、我が家の設計において機能面で気を使った箇所を、

いくつかご紹介します。



まず、機能のお話しとくれば「キッチン」

壁に向かって黙々と料理をつくるのはまっぴらゴメン!のワタクシ。

当然の如く、選んだのはフルオープンのペニンシュラ型キッチンです。

最近どこのメーカーも色々出していますね。

奥行きが1m前後のフラットカウンタータイプのもの。

あれば便利とは十分に分かっているものの、

開放感を優先させてシンク前上部に吊戸等は設けず、

リビングダイニングと一体化させています。



でも、勿論収納量もしっかり確保。

キッチンの背面に、冷蔵庫と並んで収納カウンターと吊戸を設置。

食器だけでなく、缶詰やもろもろの食材なども十分入ります。

電子レンジや炊飯器、エスプレッソマシンなどなど、

電化製品の置場もしっかり確保して、

コンセントも使い易い高さに埋設してあります。



そしてガスコンロ奥にはこんな棚も。



調理の上で味付けって、コンロに火をかけながら行うことが多いです。

実はオープンキッチンだと、そういう調味料を置いておくスペースがない。

これだけでっかいカウンターなので、勿論カウンター上に並べることは可能です。

でも、油が飛び跳ねるようなところに雑多な調味料の瓶が並んでるのって、

全然美しくありません。

なので、調味料やパスタ、

我が家では飲料水も12リットルのボトルを配達してもらっているので、

そのボトルのストックも置けるような棚を仕込んであります。

それぞれのモノが使い易い高さにおけるように、

それぞれのサイズに併せて棚板をつくってもらいました。

はっきり言って、オープンキッチンにする以上は、

それを使いこなす「覚悟」が必要です。

訪れる人や家族が不潔に不快に感じないように、

常にある程度のキレイさを維持しておく覚悟と努力、そして工夫です。

機能性を満たすことは、

一方で美しさを維持する大切な要素でもあるのです。

なんて言っているワタシも、実は掃除は好きな方じゃありません。

だからこそ、できるだけ使い易く掃除が楽なように工夫をこらして。

自分自身に挑戦状を叩きつけるようなつもりで、

この場所を使いこなす努力を、日々続けています。



さて、次は丁度調味料棚の裏側へ。我が家の洗濯機置場です。



ここはLDKの入口引戸を潜り抜けてすぐの場所。

こんな場所に洗濯機なんて・・・

なので、リリアンカーテンというカーテンをかけて、

普段はさりげなく洗濯機やそれに付随するグッズ達を隠しています。



とってもモダンなカーテンなので、

ここが実は洗濯機置場だということには、訪れた殆どの人が気付きません。

扉をつけて隠すこともできますが、まだまだ子供が小さい我が家。

頻繁に行われる洗濯の度に扉を開けたり閉めたりは非常に面倒。

なので、洗濯置場っぽくないカーテンで隠す方法はとっても便利でした。



こういう家電製品。建築と一体化させてしまうビルトインのものも、

カッコイイのが沢山あります。

予算にゆとりがあれば、そういうもの(特に輸入品)を使用することも可能です。

ただ、設備機器って、

なんでかわからないけど、壊れるときには立て続けに壊れるってこと、

結構多い気がします。

去年の夏だったか。

ワタシの知人の家で、ビルトイン食洗機・ビルトイン洗濯機・

ビルトイン掃除機、そして挙句の果てには愛車のエアコンまで。

続けて壊れてオッソロシイことになってた人がいました。

しかも、その家を建てたのはバブルの時代。

今更輸入元に部品を取り寄せようと思っても既に廃盤。要丸ごと交換。

ビルトインなので、建物自体もちょっといじらないといけません。

当然機器のみ交換よりコストも嵩みます。

今となっては不景気で仕事も減って日々の暮らしもギリギリなのに、

そんな時に限っての設備の一斉故障。

その話を聞いて、ワタシは密かに思いました。

設備機器のビルトインより、カッコ悪くてもニッポンの優れた家電製品を、

上手に隠す努力をした方がいいやって。



横道にそれましたが、洗濯機置場について続きを。

我が家の洗濯奉行は夫。

休日には、息子の大量の洗濯モノを干す為に、

キッチンまわりでこんな光景が。



遅い朝食の支度をするワタシのカウンター越しに、

洗濯物のしわ伸ばしをする夫。

そしてその周りを無駄にぐるぐる歩き回りながら、

二人の作業の邪魔をする息子。

家族の会話もはずみ、日常の何でもない家事も、楽しくなります。

これぞ、オープンキッチンの醍醐味。

隔離された家事スペースじゃなくて、

生活の中に溶け込んだワークステーション。

機能の集約だけでなく、使うことが楽しめる設備の選択と工夫も、

一つの大事なアイテムだと思います。



さて、最後に我が家のトイレをご紹介。



廊下のちょっとクランクした奥に配置したトイレです。

落ち着いて用を足せるように・・・を第一に考えて配置しました。

なんだか周りがわさわさしてる中でのトイレって、

行きずらいじゃぁないですか。

お客様の立場だったとしても、奥まったところなのでほっと一息つける場所を

用意しておきたいなぁと思いました。

特に女性の来客の多い我が家としては、軽くお化粧直しくらいできるように、

化粧ポーチがポンと置けるくらいの簡単なカウンターと、

身づくろいが確認できる鏡を配してあります。

毎週活けかえるお花がお出迎え。

コストはさほどかかっていないシンプルなトイレですが、

気配りだけは忘れずに・・・と つくってみました。



機能や設備の話しっていうと、

なんだかがちがちメカニックなものを想像しがちですが、

実は色んなモノや人に対する「やさしさ」だと、ワタシは思います。

便利に使い易くするってことは、結局じぶんに「やさしく」することだし。

家族が楽しく使える設備も、みんなに「やさしく」することだし。

優れた設備は、今や地球や環境にも「やさしい」ですね。

そういう観点から、これからも、やさしい機能性に富んだ空間を、

つくっていきたいなぁと思います。












前回までのお話で、いろいろな夢と現実との狭間で葛藤があり、

がっつりと削る部分と、

どうしてもゆずれない部分とを振り分けていったことをお伝えしました。

■■■

今日はそこで生き残ってきた、どうしても使いたかったものたちを、

ご紹介していこうと思います。



今回のデザインテーマは、「融合」。

ワタシが過去に旅をして歩き回って見てきた様々な国の、

そして生まれ育ってきた日本の、

なんか好きだなぁ。なんか惹かれるなぁ。

と感じる要素をちりばめつつも、

全体的にはしっくりとまとまっている空間づくりを目指しました。

前にもどこかでお話したかもしれませんが、

ワタシはこってこての「○○スタイル」とか、「××的」とか、

そういうひとっくくりにできちゃうものには、

あんまり魅力を感じないのです。

イタリアンモダンとか、北欧スタイルとか、和風空間とか、

時代でくくるとするならば、60年代風とか70年代風とか。

同じカテゴライズの中でアイテムを探してコーディネートすれば、

誰だってそれなりに上手いことまとめることができちゃいます。

そうではなくて。もっともっとリラックスして。

なんとなく自分たち好きなもの「だけ」を集めていったら、

それぞれはバラバラに見えても、どこかしっくりなじんでしまった。

そんな風に、今回の家もつくっていけたらいいなぁと思いました。



まず一つ目は、今回のデザインの要とも言うべき建具です。



以前も「建具のお話」■■■でご紹介しましたとおり、

今回の家では絶対にこれをやりたいと思っていました。

お陰で普通のリフォームの見積から比べると、

相当全体的なコストに対しての建具工事費が嵩みましたが、

これは仕上がりを見て感動で鳥肌が立つくらい。

本当に実現させてよかったアイテムでした。

建具をきっちり造ると、それだけで空間のグレード感が、

ぐぐぐっとあがります。

とかく床材や壁材ばかりに気がいきがちですが、

この効果はそれをしのぐくらいにワタシは感じます。

一口に制作建具といっても、

建具本体・建具枠・塗装費・金物代 などなど、

全て併せると非常にコストもあがってしまうのですが、

いい職人さんに造ってもらった建具は、高級家具を置くよりも、

ずっと存在感があって、しみじみ味わい深いものがあります。

  

また、今回は建具の枠も少し太めにつくってもらいました。

日本では通常建具枠の見付け幅は25mm。

欧米の高い天井広い空間では、40~60mmくらいの枠が多いですが、

天井高さに限りのある日本ではこんな風に薄い建具枠が普通です。

そこをあと10mm幅広に!

すると、木目が浮き上がっているのがきちんと分かるくらいの幅になり、

圧迫感を押さえつつも、随分立派なものに見えてきます。

たかが10mm、されど10mm。

あなどれないコダワリでした。




次にこだわっていたのが色の壁です。

我が家のテーマカラーである黄緑を、絶対に使いたいと思っていました。



この通り。

明るくてパンチが効いたペンキ塗りの壁。

キッチンに立って料理するのが楽しくなるような色の壁です。



そしてそのキッチン脇のタイル。



ここはぐっとシックな深い深いボルドー。

色相で言えば黄緑の壁と補色に近く、

彩度でも対比が強いので、

コントラストが聞いてすごくモダンな感じになりました。

でもそれだけではありません。

コンロ脇のスペースなので、ここは油などのとびはねが一番多い所。

でもこれだけ深い色のタイルだと、

幸いなことにその汚れが全く目立ちません。

デザイン的な要素だけでなく、

掃除嫌いな主婦のワタシにとっても、これはいい選択となりました。



そして最後に、リビングの1面の壁に施した、

ガラスモザイクタイルです。



一つ一つが手作り風のラフな感じで、目地もがたがたになってます。

でも、それがまたなんとも言えずにいい感じです。

目地が曲がってる!とか、まっすぐじゃない!とか、

そういうことが気になる方々には向かないと思いますが、

ワタシはこういうラフな感じがダイスキなので、

仕上がりをとっても楽しみにしていました。

輸入物で在庫がなかったので、船便で届くまで数ヶ月待ち。

ここだけ後工事というかたちになりましたが、

貼りあがったときはホントにしびれちゃいました。

事前に取り付けてあった飾り棚の色ともびったんこ。

眺めるのが楽しい「壁」になりました。



とまぁ、こんな感じで生き残ってきたアイテムたち。

これら「ワタシのすきなもの」たちが組み合わさって、

我が家独特の雰囲気のある空間へとまとまっていきました。



な~んて。仕上がりを見てる今だからいえますが。

正直かなりそれぞれ個性のあるモノたちの組み合わせなので、

設計者のワタシもちょこっとできあがるまでビクビクしておりました。

勿論、絶対カッコよくなる!と信じていましたが。

工事をしてくれた業者さんたちは、

仕上るまでいつも頭の上に『???』がいっぱい。

仕上ができあがったところを見て、

ようやくみんなで「ほぉおぉう~」ってため息。

「これがやりたかったんだ~。Masuさんは・・・」

と、納得してくれましたとさ。






何年か前に、夫の実家に里帰りの途中。

飛行機のシャトルバスの中で、

2組の家族連れがいました。

友達家族同士での暑い最中の移動中。

帰省シーズン故、シャトルバスはとっても混んでいて、

2家族はバスの中で離れ離れに。

ワタシの後ろに座った1組の内の小さな男の子が、

お友だちのいる方に行きたがってぐずりぐずりと言いだしました。

そこへ彼のおかあさんがピシャリ!

「今は家族で行動する時なのっ。

 いつもいつも友達がああするから自分もこうするじゃないのっ。

 『自分は自分』なのっ!!



バスを降り際ちらりと見てみたら、

まだ20代と思われる若くてちょっとアヴァンギャルドなおかあさん。

当時まだ子供はいなかったワタシですが、

なんだかとっても好感を覚えました。

なぁんか、

いいじゃあないですか。

こういう叱り方。

「あれをやっちゃダメ!」ではなく。

「こうしなさい!」でもなくて。

「自分は自分なの!」 な~んて。

今の時代、こんな風に、

ほんとのほんとにベーシックなことを、

きちんとしっかり子供に正したり、叱ったりできる親って、

どのくらいいるんでしょうね。



かく言う我が家にも、

じりり じりり・・・ と、

噂の「魔の二歳児」ににじり寄りつつある息子が一人。

果たして私たちは、

どんな子になり、どんな親になっていくのでしょうかねぇ。




夏休みを挟んで、また間が開いてしまいましたが。

アトリエMASUのリフォーム経緯をまたご紹介致します。



前回ご紹介した最終リフォーム案の前には、

実はもっともっと夢膨らんだプランがありました。

家なんて、普通の人ならそうそう何度も買えるものでもないし。

とにかくやってみたいことは全て一度出し切ってみよう!ということで、

色々と盛りだくさんに盛り込んだワケです。

例えばお風呂。

最初の計画案では、こんな感じでした。


(↑画像プレビューでてませんが、クリックしてみてください)

左が夢のバスルーム。右が現実です。

日本では通常マンション等では防水のことを第一に優先して、

ユニットのバスルームを入れることが多いです。

欧米とは違って洗い場で身体を洗う習慣だし、

水はホントに恐ろしいもので、どんなに気を使って施工していても、

ほんのわずかな隙にも侵入していってしまいます。

勿論不可能ではないので、在来工法といって防水工事を十分に行った上で、

自由な形の浴室を造る事はできます。

若しくは一部をユニット化したり、防水パンみたいなものを制作した上に、

好きな仕上げを施したりもできます。

そんなワケでこの時も、在来工法の浴室プランをつくってみました。

仕上げは大理石のモザイクタイル。

浴槽、そして水栓金具や洗面ボウルは、

ちょっと丸みを帯びた柔らかいラインのものを選びました。

一番力を抜いてリラックスする場所だから、

デザイン自体もあまりとんがってないものを使いたいと思ったんですね。

がしかし。

コストは相当にとんがったもんで、

ここは真っ先にへし折られることとなりました。

防水工事を施した上で仕上げをするので、コストが二重・三重に

膨れ上がってしまうんですね。

防水パンみたいなものを制作するとしても、

「制作」となれば工場で型からつくらなくてはならないので、

同じくコストは嵩みます。

ワタシの夢のホテルみたいなバスルームは、一瞬にして消えていったのでした。



そしてフローリング。

最初選んでいたのは幅の広いちょっとラフな感じの輸入物の板材でした。



■■■

ニレの木を使用していて、木目がワイルドに浮き上がっています。

写真で見ただけでもいい感じ。

だけど値段も、かなりいい感じ。

フローリングはほぼ全室に敷かれるものなので、

㎡単価が高ければ当然ながら全体のコストに占める割合が大きくなります。

大きな減額をしなければならない場合、

やっぱり避けては通れない項目になってしまいました。

そんなワケで、ここも泣く泣く削ってコストの安い材を使用することとなりました。



我が家の最初の見積は、

なななんと。

同じ物件がもう一軒買えちゃう?!

ってものに近くなってしまいました。

物件価格の2/3は優に超えていました。

おそらくそれは、例え予算に余裕があっても、

私たちの場合は実行しなかったと思います。

コストバランスを考えると、それはあまり現実的ではないかなと感じたからです。

職業的な見地からと、一消費者からの見方と、

両方を照らし合わせてみてもそう思います。

具体的に言えば、

「都内の利便性のいい土地で、

3000万の中古物件に対して物件価格の1/3である1000万プラスして、

『総額4000万』で自分たちの気に入った間取りと素材だけを使えた家」

って、なんだかすごくお得感もあり、満足度も高い気もしますが。

「都内の利便性のいい土地で、

 3000万の中古物件に対して物件価格の2/3である2000万プラスして、

 『総額5000万』で自分たちの気に入った間取りと素材だけを使えた家」

だったら、なんだか新築買った方が全然いいような気がしちゃうんです。

勿論今と同じ面積はなかなか難しいですが、

最近の新築マンションは外観も色々気を使ってキレイにつくってるし、

設備だって新しいものが入っているし。

あれだけ騒がれた後なので、構造だって中古よりは安心だろうし。

セキュリティに関しても、今はいろいろ工夫がなされています。



そしてまた、お金をかければかけただけ、

当然いいものはできるけれど、

ある程度の予算の枠がある中で、どこまで自分たちの納得のいく、

気に入った空間がつくれるか ってことに、

挑戦してみたいというのもありました。

妥協を妥協と思わせない仕上がりに。

こんなによくなるなら、時間とエネルギーを使っても、

絶対自分たちの好きなものばかりに囲まれた空間の方がいい!

って思える完成品に近づけるように。

あがってきた見積をチェックしながら、

自分たちのライフスタイルをもう一度入念に見直しながら、

一つずつ、「これは絶対ゆずれない」「これは必要ない」

と振り分けていく作業をして、

最終的にこのプランで決定して進むことになりました。


夏休み。

ようやく終わりました。



無事、本日あれんたんを保育園にぶっこみ、

ワタシの平穏な日々が久しぶりに取り戻されました。

息子と一緒の時間。

とぉっても楽しかったけど、

まぁでも、「じぶんの時間」は、

やっぱり必要。

お金で買います。ワタシ。

頑張って日々働いて。



さて、そんな夏休みのあれんたん。

このところ細胞が活発に増えているのか、

いろいろ成長が見えてきました。



食べ物を指し示すのはもっと明確。

食べたくないものは「いんやっ!」と手で払いのけ、

「おぅっ!おぅっ!」と吼えながら、

欲しいものを指差します。

わかりやすいオトコです。



ママとの甘い時間の中でこんなことも・・・





こんな顔で迫ってくるようじゃ、

絶対オンナにはモテません。







そもそもこのワタシに反抗するなんざ、

100万年早いって思うんですがね。

これもまぁ成長の一環として、

ふんぞり返ってみててやろうと思います。



長めのお休みで家族一緒に過ごしていたので、

今朝はパパが会社に行くときもちょっとべそかき。

保育園においてくる時も、

久しぶりに泣き叫んでおりました。

なんだかんだいっても、

たいして精力的に遊んでやれなくても、

ママとパパと一緒に過ごした時間は、彼にとっては楽しいものだったのかな。

また次のお休みのときに、

いっぱい遊ぼうね!



こんなあれんたんの夏休みの成長デシタ。








ちょっと間に話が飛びましたが、

既存のプランと写真をご紹介したアトリエMASU。■■■

今日はそこからどんなプランを作成したかを、ご紹介します。



まず、既存のプランはこんなでした。



70㎡に満たない広さでの、3LDK。

典型的な中廊下型のプランです。

で、ワタシが設計したのがこちらです。



え、部屋が一つ減ってリビングダイニングが広くなっただけ?

結構・・・いや、かなり。平凡。

はい。平凡です。

「自分ち」ですから。

いろいろと商売柄実験を試みた我が家ではありますが、

プランに関して言えば、あまり大きな冒険はしていません。

自分たちのライフスタイルを十分把握した上で、

いちばん気持ちよく感じられるプランにはしました。

でもそうすると、とどのつまりは結局、

「いぢくりまわし過ぎないもの」 が、

やっぱり一番落ち着くんだなって思いました。

それよりも、ひとつひとつの素材感や色のバランスに細部まで気を使い、

更にその「『気を使っていること』を訪れた人に感じさせないこと」に、

配慮してプランと材と色の選定をしました。

なんのこっちゃ?って感じですが。

実はこれって、

日本の様々な伝統的なデザインの、基本のような気がします。

デザインだけでなく、おもてなしの心や、文化の根底にあるようなもの。

そんなことも心に留めつつ、設計を進めていきました。



プランが固まると、

展開図やスケッチをおこして、

更に立体的に色や素材の配分を検証します。



このとおり。

今回のテーマカラーはビビッドな黄緑と、深い深いパープル。

色の組み合わせだけを見ると、モダンな感じがしますが、

そこに木の素地の素材感やラフなガラスモザイクタイルなどで、

やわらかさや自然な感じを織り交ぜて、緩和させています。

最近のマンションのモデルルームなんかを見ても、

実は全然色使いがつまんないんですね。

木材なら明るいメープル・ダークなヴェンゲやウォールナット。

時々赤みのチェリー。 みたいな。

もしくはどこみても白・白・白とか。

ちょっと格好つけて、アルミ素材とガラスとか。

みんなに買ってもらうものだから、万人受けするものが選ばれるのは、

仕方のないことととは思いますが。

家ってもっともっと、色使い・素材使い、楽しんでいいと思います。

勿論、何でも使えばいいってもんじゃないですが。

時々、どうしちゃったの?ってのもありますが。

品よく程よくさりげなく、そして時に大胆に。

そんな色使いを、実現できたらなぁと思って、検討を重ねました。



そうしてできたプランを、業者に見積もってもらいます。

そしてここから、

大きく大きく膨らんだ夢の風船に、

ぷすり~、ぷすり~ と針をさされ、

しゅぅうぅう~!

と萎ませていく作業に入っていくのデス。

こんな愛車で



ちょっくら、パリまできちゃいました。



うそです。

久々に、チャリで都内の風を感じてきました。



それにしても、ワタシの愛車。

一応プジョーなんですが・・・

すっかり子育て中仕様になってます。

およよ~。



今日から21日まで。

アトリエMASUも夏休みです。




出産とほぼ同時期に、家を購入した私たちですが。

無謀と思われるスケジュールだったにも関わらず、

お陰で様々なタイミングに恵まれることとなりました。

その最たるものが、「保育施設」の選択です。

私たちの暮らす世田谷も、例に漏れず働くママさんパパさんの絶対数に対して、

どうも保育施設の数は足りているようには思えません。

人から聞いた話では、保育園の空き待ちも多く、

公立の保育園などはかなりの倍率だとか。

でも、せっかく運良く保育園が決まっても、

これから先住む家が決まっていなかったら、

その後引越したが故に保育園が遠くなってしまったり、

最悪の場合は通えなくなってしまうこともあります。



いいタイミングで、あれんたんが生まれてすぐに家の場所が決まったお陰で、

この家の近所でできるだけ通いやすい場所の保育施設を探すことに

ターゲットを絞ることができました。

そして早速、保育施設探しがスタート。

6月生まれのあれんたん。

大体公立の保育園だと、

5~6ヶ月を過ぎた頃からの月齢で預かってくれるところが殆ど。

そうなると、時期的に空きも殆どなく、

結局は翌年の4月からの入園に賭けることになります。勿論抽選。

「せめてそのくらいの期間は、赤ちゃんと一緒に過ごしてあげればいいのに」

とか、

「そんなに小さいうちから預けて、大丈夫なの?」

とか。

普通のママさんなら誰しもが思う葛藤は、ワタシの中にも勿論ありました。

でも現実問題として、

自営業の場合はいくら休みは無期限で自分の自由に取れたとしても、

その間の収入の保証は誰もしてくれないということがまず第一前提。

ワタシの職業で入っている健康保険組合で、

なんとか産前・産後の数ヶ月分だけは出産一時金を出してもらえるものの、

それも微々たる金額です。

更に、ブランクが開けばそれだけ仕事の復帰も以前と同じようにいけるかどうか、

不安も募ります。

そんなワケで、そうそうのんびり産休もしてられない と、

早速私立も含めて保育施設探しを始め、色々と調べだしました。

でも、電話で片っ端から保育園にあたってみるものの、

時期的にも丁度空きがないところばかり。

どうしたものかと思いながら、これまで選択肢から外れていた、

「保育ママさん」にもあたってみることにしました。

何故これまで選択肢から外れていたかといえば、

たとえ経験豊かなママさんとはいえ、個人のお宅に預けるということに、

正直言って若干抵抗があったからです。

ましてやここは東京。

施設の面積や住所を見ても、個人のマンションの一室で生まれたばかりの子供を

預かっているところが殆どでした。

世田谷区の場合は、

保育ママさんでの一月の保育料は保育園に比べると非常にお安くて、

経済的には非常に助かります。

でも、果たしてどうしたものか・・・と思いつつ、

まずは一軒あたってみることにしました。

電話をかけてみたところは、既に定員が一杯で入れないとのこと。

内心「ほっ」としつつも、電話口で親切そうなママさんが、

別のところで丁度一人空きがでてるようなので聞いてみては?と

教えてくださいました。

調べてみると、何と今度引越す我が家の裏。徒歩1分のところです。

そしてお得意のググって航空写真と地図を見てみると、

なんだか大きな敷地の中に建つ一軒家。

保育施設の面積も他より広くなっています。

あれれれれ?!もしや、ここはこれまで想像していたところとは違って、

なんか良いカモ?!

早速電話で問い合わせてみたところ、

明るい声のママさんが応対してくださって、

一人空きがあるので一度見学に来てみては?と言ってもらえたので、

夫と二人で見に行くことにしました。

そしてまた、例によって「即決!」の二人です。

そこは都内の中でも恵まれた広さの敷地に建つ一軒家で、

木造の古いお家といえども、なんだかとってもアットホームな感じ。

ママさんだけでなく、長年保育ママさんをしてきた大ママさんと、

お嬢さんも幼稚園の先生をされているので時々子供たちをみてくれるとか。

田舎のおばあちゃんのお家とか、親戚のおばちゃんのお家に預けるような、

なんかそんな不思議な安心感がありました。

ママさんと遊んでいる子供たちを見ると、

孫がみんな集まってきた、賑やかな里帰りの風景みたいな感じです。

ここだったら、あれんたんものびのび楽しく預かってもらえて、

規模的にも、保育園に入る前の小さな社会からゆっくり慣らさせていくのに

すごくよいかもしれない!と思い、二人でお願いすることにしました。

こうして保育開始月齢が満ちた去年の8月から今年の3月まで。

あれんたんの小さな社会デビューは順調に果たされて、

そこでは本当に充実した時間を過ごすことができました。

沢山抱っこしてもらって、話しかけてもらって。

お歌も歌ってもらったり、チュ―したりハグハグしたり。

本当に愛情をいっぱいかけてもらいました。

毎日ママさんの所に行くのを楽しみにしていたあれんたん。

おそらく我が家にいるよりも、相当待遇もよかったんだろうな。

連れて行くと、もう既に中のお友だちが気になって、

ワタシになんて目もくれませんでした。

そのくらい活き活きと、彼は素敵な時間を過ごしていました。

そしてまた、親のワタシにとっても、ママさんや大ママさんは大先輩。

初めての育児にあたふたしても、いろんなことを優しく教えてくれて、

ものすごくおおらかな気持ちで子供に向き合うことができました。

小家族・核家族で、家に赤ちゃんと二人っきり。

相談できる相手が誰もいない育児中のママさんも、

きっと中には沢山いることと思います。

でも、いろんな人に助けてもらいながら、

いろんな人に教えてもらいながら、

自分ひとりで全部やろうとしないで、

肩の力を抜いて育児を楽しんでいく方が、

子供にとってもママのストレスの矛先が向かないですむし、

いいことなのではないかな・・・と個人的にはワタシは思います。

特に、ワタシは自分自身がものすごーく未熟なので。尚更。一層です。

考えてみれば、昔の日本だって。

兄弟たちや、おじいちゃんおばあちゃんや。

近所のおせっかいなおじさんやおばさんや。

いろんな人たちが協力してくれて、お父さんもお母さんも働いて、

そして子供たちが沢山沢山育ってきたんですもんね。



保育ママさんのところに預けてよかったことは、

他にもいろいろありました。

まずはあれんたんの表情がとっても豊かで、

他のお友だちと「からむ」ことがすごく上手になったこと。

時々他の赤ちゃん達のいる場所にほっぽり投げても、

常に「どっしり」。まるでゴッドファーザーのような貫禄で、

全然物怖じせずに存在感を発揮してます。

これはその後保育園に行ってからも相変わらずです。

更に、我が家の宝物になっているのが、

ママさんが撮ってくれた記録ビデオや写真。

そして、毎日やりとりしていた連絡帳です。

時間のない中での殴り書きみたいなものではありますが、

毎日続けて書き続けることで、

いつ頃どんな風に何ができるようになったのか。

貴重なあれんたんの記録になっています。

一緒にいられなかった時間も、彼がどんな風に時間を過ごしてきたのか。

ママさんからの文章が愛情たっぷりで、離れていた時間を埋めてくれます。

会えない時間がある分だけ、夕方お迎えの後や休みの日には、

家族3人の時間をすごく大事にしながら、息子と過ごします。

正直、休みの日の方が仕事している平日より疲れることもありますが・・・

いつかは親なんてそっちのけで遊びにいっちゃうまでの短い時間。

メリハリつけて、こうして一緒にいられる時を、

これからも大事にしていきたいなぁと思います。

働きながら子供を育てるのは、経済的な理由が勿論一番だったりしますが、

ワタシ自身の性格を省みても、

これが一番我が家にあった方法かなと思います。

みんなのおかげで、

今日もあれんたんはのびのび育ってます!
















本日二つ目のエントリーとなりますが・・・

あれんたんの成長を影ながら見守って下さってる方々へ。

最近の彼の成長っぷりは、なかなか見てて見ごたえがあります。

以前から、「スキこそモノの上手なれ」を実践しており、

食うこと飲むことに関してのスキルは非常に高かった男ではありますが。

最近じゃパスタも自分でちゅるちゅるちゅる。

ついにヨーグルトも、自分で手で押えながら食いだしました。





そして喜ばしいことにっ!!!



じゃじゃじゃ~ん♪

ぞうきんがけもマスター!



調教は、着々とママの思惑どおりに進んでいます。

(決して幼児虐待してるワケではありません。)
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プロフィール
HN:
masu
年齢:
55
性別:
女性
誕生日:
1969/09/27
職業:
一級建築士
趣味:
しばらくおあづけ状態ですが、スケッチブック片手にふらふらする一人旅
自己紹介:
世田谷で、夫婦二人の一級建築士事務所をやっています。新築マンションからデザインリフォーム等をはじめ、様々な用途の建築物の設計に携わっています。基本呑気な夫婦で更新ペースもぬるーく、更新内容も仕事に限らずゆるーく、でもていねいに、綴っています。
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