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ノイファイミリーの日常、息子の成長など・・・
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友達のカメラマン・れいいち氏が、

とっても為になる撮影テクニック講座をブログで展開中。

■■■

なんだかオイシソウだったりカッコよかったり。

とってもわかりやすい説明で、

「太っ腹」な情報満載デス。

ホンニンが「太っ腹」かどうかは、ノーコメント・・・

ワタシも勉強中。



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思いつきで旅立つことになった京都。

実にワタシ達らしく、満喫してまいりました。

子連れ旅行の例に漏れず?あれんたんも二日目には熱を出し。

数ある寺社仏閣の中で、

お参りをしたのは宿の近くの路地裏、相槌神社という小さなお社のみ。

うつわ病が悪化したママが「旅費より高い」うつわに散財。

最終日には、奈良の法隆寺を見る予定がくたびれてなし崩し的に街歩き。

・・・とまぁ、こんな具合で相変わらずのとんちんかんな珍道中でした。



滑り出しはよかったのですがね。



南禅寺の三門から始まったワタシ達の観光めぐり。

あれん氏は、

寺の敷地内に入るとしきりにお経らしきものを唸り続けていました。



圧巻の三門の柱を見上げて。



何か感じるものがあったのでしょうか。

だてに坊さんちっくな名前なわけじゃぁないのかも。

紅葉には少し早めの京都でしたが、

葉の緑がやわらいできてこれはまた風情がありました。





そして二日目には、いそいそと清水・茶碗坂へ・・・

ここで見つけた一軒の風情ある器やさん、東哉さん■■■



こんな素敵な中庭を潜り抜けると、

見事な器が並んでいます。

どれもオリジナルの一品たちだそうですが、

こちらの作者の方、色使いといい柄といい手触りといい、

全てにおいて絶妙のバランスで非常にセンスのいいものばかり作られています。

一目惚れしてしまったこちらの藍染の器。



その奥にある黄色い器と一緒に、「はい!お買い上げ~!」

この旅で、このお店に巡り逢えたことが何よりの収穫だったかもしれません。

東京は銀座にもお店があるとのこと。

これからほんとうに少しずつでしょうが、

こちらのお店の器、増やしていきたいと思っています。



三日目には予定だった法隆寺はまたの機会にとっておくことにして、

ただただぷらりぷらりと散歩です。



歴史の懐の深さを肌で感じながら。



何故か商売柄こんなものにも目を留めつつ。

目指すは一日目に時間が遅すぎて全て閉まっていた錦市場へ。

オイシイものをつまみながらのそぞろ歩き。



市場はどこの国でもやっぱり楽し!



こうして、ワタシ達の京都の休日は過ぎていったのデシタ。



家に帰り着いてから、何故か超スーパーハイテンション!なあれん氏。

「ここぞ!我がテリトリー!」って感じで走り回っていました。

みんなで旅行も楽しいけれど、

やっぱりお家が一番!

お家がダイスキ!

そう思える・感じられる場所をつくることができて、

ママはママとしても、設計者としても、同じくここで暮らすワタシ自身としても、

とってもシアワセなのでした。





休日の朝。

エネルギー溢れかえるオトコを発散させるために近所の公園へ。

ぶっちゃけ1年数ヶ月母親やってますが、

初めてに近いくらいの二人の公園デビューです。



例の如く犬に向かっていくオトコ。



実は想像以上に彼の行動力は発達しており、

2m以上もある滑り台にもさっさと登っていかれてドツボにはまりました。

ワタシにとっては30年以上ぶりくらいの滑り台。

パンツみえそうな格好もかまわず(かまえず)に、

滑りましたよ。

奴をフォローしながら・・・

残っている仕事をやっつけるために、午前中にくたくたになる程遊ばせて、

さっさと昼寝をさせようという魂胆は脆くも破れ。

若さの違いで、くたくたにへたばったのはママの方でした。



公園から我が家への帰り道。



世田谷にはこんな緑豊かな緑道がいくつか通っています。

今のマンションのすぐ裏ですが、なんだか森してるでしょ?

あれんたんの部屋からは、この森の緑が眺められます。

ここに来る前の家もまた、別の緑道に面した家でした。

窓の外からは樹齢数十年のカエデの大木が眺められて、

季節の移り変わりを日々眺められる借景を堪能できました。

昔、河が流れていたところを暗渠にして植栽を施し、

車の通らない緑道にして丁寧に手入れしているこのスペースたち。

本当に魅力的です。

以前の家にいた頃は、暖かい季節になると緑道沿いを往復5kmくらい、

マラソンしたりもしていました。

決して運動神経がいいわけでもなく、アクティブではないワタシなのですが。

実はスポーツクラブに行くと、

友達も作らずにただただ黙々とプログラムをこなしたり、

暑い最中に汗ダラダラになりながら黙々と走ったり。

結構ストイックに汗を流すことはキライじゃなかったりもします。

今もやればいいじゃない?!って感じなのですが。

というより、今こそやるべきよ!!って感じのカラダでもあるのですが。

実は今の緑道は以前走っていた道の半分くらいの広さで、

且つ緑が茂りすぎていて蚊が多いんです。

口を開けて走っているとわっさわっさと虫が飛び込んでくる・・・

ありんこもニガテな虫嫌いのワタシにはかなりの衝撃なので、

ここにきてからはマラソンも封印されています。



さて、疲れ果てたママとは裏腹に、モリモリ元気なこのオトコ。



大好物の世田谷・鹿港(ルーガン)■■■のまん頭も平らげてゴキゲンです。

ここの肉まんとまん頭。一度食べるとハマります。



その後は三茶のアートフリマに出かけてふらふらと。



ホントはCalenさんに教えてもらった石のハンコやさん■■■を探したのですが、

今日のアートフリマには出展されてなかったのでこちらのスタンプに。

カワイイサンプルが沢山あったので、

今度事務所のスタンプを作ってもらおうかと目下思案中。



こうして、世田谷の休日は過ぎてゆきました。



そしていよいよ・・・

明日から3日間。

「京都の休日」デス!








さて、今現場が進行中のS邸。

内装工事も着々と進んできました。

先日キッチンの搬入も終わり設置完了。



まだわさわさと色んな機材が置かれていますが。

今回は設備機器にできるだけお金をかけないように、

非常にシンプルな白いキッチンを設置しています。

デモ、前面に貼るキッチンパネルはグラニット柄のダークグレー。

養生がとれたら後にまたアップで写真を載せますが、

このキッチンパネルの効果で高級感がぐっとあがりました。



洋室の収納まわりにも扉がついて、棚も設置完了。



この通り、上部は絵などがかけられるようになっていて、

下の棚には本が並べられるようになっています。

ダボ穴があるので並べる本の高さにあわせて棚の位置も調節可能。



同じく洋室の出窓は、周囲の建物からの視線を遮る為にあえて高さを押えました。



窓下部分にはボックスを埋め込んでふさぎ、

ここにもCDや文庫本などを並べたり、窓辺を飾れるスペースにもなっています。



規模は小さい建物ですが、

こういう細かい部分に色んな工夫を盛り込むことによって、

毎日の暮らしが楽しくなる要素は沢山増えていきます。

オーダーで家を造ることの醍醐味って、規模や予算だけでは決してなく、

こんなところにも、いっぱいあるんじゃないかなと思います。



さて、現場が終わってから業者さんの軽トラに乗っかって、

今度はちょっくら三鷹の方まで行ってきました。

駅前の雰囲気あるカレーやさん。



こちらのウィンドウには、

オーナーのお嬢さんが製作されている陶芸の作品が並べられています。



このディスプレイスペースの演出を依頼されて、現場調査。

・・・といいつつ、

ちゃっかりめちゃくちゃおいしいカレーをごちそうになっちゃったのデシタ!



オーナーさんが試行錯誤の上、

いろんなスパイスと素材をミックスしてつくりあげた特製カレー。

色とりどりのお野菜もたっぷりで、あっさりしていながら風味豊かなカレー。

かなりボリュームもあるはずなのに、さらっと食べられてしまいます。

一度食べるとヤミツキになってしまう人も多いらしく、

日々常連のお客さんも足しげく通ってくるお店だとか。



今のお店の素敵な雰囲気を残しつつ、お嬢さんの陶芸作品もぐっと映えるような。

そんなディスプレイをこれからまた楽しんで考えたいと思います。




先日お話していた我がマンションの外観アンケート■■■



一週間ほどこんな感じでサンプルと写真を掲示して、

ようやく先日結果がでました。

ひっぱらないでさらっと言っちゃいます。不本意な結果なので。

じゃじゃ~ん♪



「B案」になっちゃいました。



どよよ~ん。

読みが甘かったです。

純粋にここで暮らす住民達の意向だけで決まったのなら

仕方がないし納得なのですが。

何とウチのマンション空室含めて某半官半民の組織が結構な戸数所有しており、

彼らの票がかなり影響してこちらになっちゃいました。

がっくし。

半官半民→天下り→石頭→センス悪いオヤジたち

完全にワタシの個人的偏見ですがね。

投資目的で所有だけして空室のまま何年も放置してて、

現在地価高騰による値上がり待ちみたいな住戸の分も、

票を駆使するのは当然の権利なのかもしれないけど。

その点だけは少々後味悪いです。



勿論どちらになってもいいように色選びはしたので問題はないのですが。

エントランスホールもタイルが新しくなって、

ふと足を止めて中を覗いてくれる若い方もちらほらでてくれたりしたので、

ここで更に周囲の景観から逸脱しないまでも、

ちょっと冒険をしたいなと思っていたのです。

なのでワタシとしては「A案」を推していたのでした。



複数の意見に対しての提案は難しいですね。

できるだけ皆が自発的にこちらがいい!と思えるものを提示したいと思いつつ、

「自分の中で、これは絶対出来上がったらよくなる」というのも通したいし。

いろんなことを想定してプレゼンテーションしないと、

自分のつくりたいものを実現させるのって難しいんだな・・・と、改めて思いました。

いくら自分の頭の中でこれが絶対カッコイイ!って思っても、

それをわかってもらえなかったらツクレナイ。

改めて、このお仕事ってムズカシイ!と思いつつ、

10年後の大規模修繕では、絶対負けないぞ!と闘志を湧かせたワタクシでした。

お察しの方も多いかもしれませんが。

我が家の子育ては、かなりざっくりしています。

よくいえば「おおらか」

悪くいえば「手荒い」

そもそもやっぱり男の子と女の子のお母さんでは、

見ていると大分扱い方や丁寧さも違うようだし。

一人っ子と兄弟が上に何人かいてもまた違う感じ。

でも、男の子を育てて二人目を持つママにでさえ、

「さすがにあたしもそこまで雑にはしない・・・」

と、言われたりもします。

がさつな母の元で息子は日々、逞しく成長しています。



あ、父もこのとおり、同じようなもんでした。



最近知恵がついて、人の顔をうかがいながら

「おっこられるっかな~?」って顔でいたずらしやがるあのオトコ。

怒られる気配を感じると、

姑息に「ちゅ~☆」をセマッてピンチを切り抜けようとするあのオトコ。

何度だって叱ってやりますわ。

わかるまでね。

自分自身と、人を傷つけることだけはしちゃぁいけないってことを。



だけどどんなに泥んこになっても。



人に迷惑かけない中で人と違ったり逆流したりしていても。



何かに夢中になって寄り道やまわり道しても。



パパもママも、

ずっと君を愛しているから。



ずっとずっと、見ていてあげるからね。




先日の台風の影響で、何と我が家はここ数日TVが見られません。

今やネットが繋がらないと死にそうですが、

TVがなくとも全然生きていけるワタシ達。

(朝の「いないないばぁ」たちが見られないのはちと他の意味でイタイですが・・・)

秋の夜長にワタシと夫のそれぞれの音楽コレクションをたらたらと流しながら、

仕事をしたりあれんたんと遊んだりしています。



i-podがでてきてから随分経ちますが、

これによって家の中の音響システムも随分変わりました。

(変えてくれたのは夫ですが・・・)

以前も少し紹介しましたが、

我が家の音楽用音響システムは主にこちらを使っています。



ハーマンのスピーカー。およそ2万円くらいのものです。



手前の細長い方が高音、奥の丸まっちいUFO見たいなものが低音スピーカー。

これに、iTunesで音を飛ばして好きな曲をざらっと流しています。

いちいちCDを入れ替えるでもなく、好きな曲を手軽に選んでかけたり、

延々と入っている曲を流し続けたり。

ワタシの持っているものだけでも、CDは数百枚を越すと思いますが、

今はそれもデータを入れた後はずっとしまわれています。

この手軽さは本当に素晴らしいっ!



こういう商売をしているので、いろいろなプロダクトデザインなんかも興味深々。

以前は憧れのバング&オルフセン■■■を、いつか我が家に・・・

なんて夢みていた時期もありました。

あの、どこをどう開けたらよいのかわからないような

ガラスの扉を見てほぉおうっとため息。

次のCDを選択して動いてる様なんて、見ていてシビれましたわ~。

でも、音楽自体の聴き方が変わってきた今となっては、

この透明スピーカーもかなりコストパフォーマンスが高くてお気に入り。

存在感の薄さもポイント高しデス。



さて、我が家にはもう一台、i-pod用スピーカーがあります。



こちらは寝室用。

主に目覚ましと、ラジオをきく為に使用されておりますが。



そして台風で見られなくなっている肝心のTVも白。



喜多俊之氏デザインの液晶TV■■■です。

これもまた、サイズの割には周囲が白なので圧迫感を感じさせず、

いい意味で存在感が消えてくれて周囲に馴染みやすいものでした。

所詮TVですからね。

別に、「オレオレ。俺、テレビ!」なんて、

自己主張してくれなくたっていいんです。

普段はまるで存在しないもの・・・のようでいてくれていい。

我が家は残念ながら開口部が多いため、

TV自体を見ない時に収納できるようなキャビネットを設置する壁面がありません。

なので、あくまでもそこに在りながらもまるで無いような存在感

にこだわって選んでいます。



この通り、機能を持つ電化製品にデザイン性を求める場合もありますが、

反対に機能性だけを十分に果たしつつ、

できる限りその存在感は消すという手法もあります。

照明器具なども同じですが。

どうやって遊ぶかは、選ぶ人次第。

どちらを選択しても、とにかく突き詰めてやり通すことが肝心ですが。

そこまでこだわってあれこれ選択していくと、

一層空間全体のまとまりは深くなっていきます。

意志を持って選択し続けること。

家づくりって、その繰り返しかもしれません。











久しぶりに、現場です。



ワタシの事務所は、法人のゼネコンや大手設計事務所と請負契約を結んで、

設計協力のお仕事をしたりもしています。

主にこちらは確実な収入を得る為のお仕事。

と言ってしまうと味気ないですが、もちろんこういうお仕事に絡んでいると、

小さな個人事務所では携われないような

ダイナミックな物件に関与することができるおもしろさがあります。

普段は自宅兼事務所で一人で黙々と作業していたりするのですが、

そういう時はチームの一員として皆との打ち合わせにも参加したりして、

これはこれで活気や刺激のあるお仕事になっていて楽しいです。

一方で、沢山はできませんが年に数件。

私個人の事務所で直接受けるお仕事をやっています。

規模的にも個人の住宅がメインですが。

個人住宅はワタシが最もやりたいことに近い分野なので、

ただただ純粋に、携われることがとっても楽しいお仕事です。

但し手間は非常にかかるので、

手のかかる息子を抱えている今は細々とやっています。

また、こればかりになってしまうと正直収入的にも非常に厳しいので、

あくまでもお施主さんとの感覚が非常に近くて、

一緒に楽しんで家づくりができそうな方々からお仕事の依頼があったときに、

受けさせていただいています。

なんて言ってしまうと非常に敷居が高い事務所のようですが。

実際はアトリエに来ていただいて、まったりお茶を飲みつつお茶菓子つまみつつ。

ワタシが設計してまさにここで生活している空間を見ていただきながら、

時にはショールームのように

いろんな部分を自分の家に当てはめて想像してもらって、

和やかに打ち合わせを進めさせてもらっています。



さて、そんなワケで今回のS邸のお施主さんも、実はワタシの古い古い友人です。

物件は木造2階建ての2階部分の全面改修工事。

プランはこんなカタチになりました。



既存の図面はつくらなかったのですが、

以前は図面下側(南側)に押入れを挟んで二部屋の6畳間がありました。

新しいプランの洋室になっている部分の出窓に面して、

小さなキッチンが所狭しと押し込まれていて、廊下も無駄に長く、

非常に暗くて窮屈な間取り。

建物の老朽化も著しく激しかったので、全面的に補強を入れ、

尚且つプランも全面的に変更しました。

無駄な廊下を悉く省いて、できるだけ一体化した空間を造っています。



南側の押入れのあった壁を取っ払ってのびやかなリビングダイニング空間に。



キッチンは部屋の中心に配置する予定です。



寝室になる洋室には大きめのクローゼットを設置。

この他に、天井裏を利用してロフトをつくってそこにも収納ができるようにしました。

収納横のでこぼこの壁。これは真ん中部分がキッチン側からの棚になっています。

上下はこちらの洋室側の飾りだな。絵を飾ったり洋書を並べたりする予定です。



今回の物件は耐震補強も行っているので、そちらにも予算をかける為、

内装材や設備機器はできる限り既製品を上手く利用してコストを抑えています。

但し、せっかくお色直しするのですから。

しかも女性ですからね。

ちょっと艶っぽいお部屋にもしたいじゃぁないですか。

そんなワケで、またクロスなどで「イロモノ」を使って、

「シンプルながらもオトナな色っぽさ」

を、演出したお部屋にしたいなぁと思っています。








お祭りシーズンですね。

この週末は我が家の近所の神社も、そしてまた三軒茶屋界隈も、

賑やかなお祭りが開かれていました。

お囃子が鳴り出すと自然に踊りだしてしまうこのオトコもじっとしていられません。



買ったばかりの秋の装いを身にまとい、お参りがてらでかけました。



まずは杜の精霊たちと対話。

それから犬を見つけては追いかけ回します。



そして更にそんなオトコを追いかけまわす憐れなワタシたち高齢夫婦。

神社を後にして、その後は三軒茶屋へ繰り出します。

 

こんな大道芸の方々があちこちに。



商店街のマグロの解体ショーを眺めつつ、



烏山川緑道沿いのアート楽市をひやかしました。

年々人通りも多くなってきているようなこの祭りたちです。

とにかくあちこちにオモシロイものを発見しながら、

いちいち反応して歩く元気なオトコ。



歩行者天国を突っ走りまくって、湧き上がるエネルギーを発散しまくっていました。

段々彼につきあうのも一筋縄ではいかなくなってきた今日この頃。

大丈夫か?!オレたち!

そんな本来あまりアクティブではないワタシたちの昨日のお買い物はこちら。



シュールなポストカードたちに、かなりご満悦デス。



以前の家も含めると、この地域に暮らし始めて7年ほどになりますが、

こうやって色んなことを楽しもう!っていう街の雰囲気が、とっても好きです。

自家製ソーセージやハムの山賊焼きも、オイシカッタ~!!
以前少し触れましたが、

現在我が事務所のマンションは大規模修繕工事中です。

バルコニーの森も移設され、ウッドデッキも撤去して避難中。

窓外には一面足場を組まれて養生シートが張り巡らされています。

わびしい風景のこの数ヶ月。



さて、そんな今回の大規模修繕工事で、またまたお呼びがかかりました。

痛んだところを補修して、その後外壁や手摺などの塗替え工事もするのですが、

その際の色決めを、仰せつかっちゃったのデス。

とはいっても集合住宅ですから、ワタシの一存では決定できないし。

かといって一軒一軒皆の意見を出してもらっても絶対に全員一致のはずはない。

なので、ある程度色を絞り込んでいくつかサンプルを作成してもらい、

その中でアンケートによって皆で投票するというかたちになりました。



サンプルを共用部に掲示して、それを見て選んでもらうのですが。

やはり皆さん素人の方々なので、完成するとどんな風になるかというイメージが、

サンプルだけではなかなか想像しきれないのが現実です。

打合せの中で、「完成予想のイメージ写真とかがあるといいのになぁ~」

と当然の流れでそんな意見も出てました。

現場担当者の方々は苦笑い。

「つくって欲しいといわれれば作りますが、

コストもかかるし2週間くらい時間もかかります」という返事。

同業なので納得です。

現場で画像加工処理のスキルもってる人なんていないですからね。

当然外注に出して作業してもらうんだけど、

そうなったら当然コストも時間もかかります。

なのでついつい。 思わず。 あやや~・・・と思いながらも。

「んじゃ、ワタシやっときますワ」

と、言ってしまいましたとさ。



今回はあくまでもお仕事というカタチで受けていないので、

コストが発生しない程度のものでしかつくれませんが。

要はみんながサンプルと完成予想イメージを照らし合わせて、

なんとなく「こんな風になるんだなぁ」って想像ができればいいものに対して、

そんなに時間もコストもかけたらもったいないですからね。

これからもずっとずっと永いこと暮らしていってお世話になるマンションなので、

できることで協力できればと思い、お受けしました。

設計事務所、実はこんな細々したこともやっちゃったりするんです。

でも、あればとっても便利なスキルです。



さて、前置きが長くなりましたが、そんな感じでちょちょちょっとつくったのがこちら。

+++A案+++



クリームイエローの壁と、こげ茶に近い非常に濃い紫。

そしてまた深い深い緑の屋根です。

曇り空の写真を少しでも明るく見せようと逆光効果を入れたもんだから、

屋根のグリーンは随分明るく見えてますが。

プラントボックスが建築として設置されているバルコニーなので、

そこに植えられた植栽たちが映えるようなシックな手摺の色にしました。

周囲の建物と調和しつつ、グレード感が上がる色を選びました。


+++B案+++



こちらは現況とほぼ変わらない色合いです。

年輩の方々もいらっしゃるので、あまり変化を好まれず、

長年見慣れた建物のイメージをそのまま残したいとおっしゃる方も

おられると思うので。

但し、せっかくのお色直しなので、前回の色よりもより暖色にして、

あたたかみを増した色合いを使用します。



とまぁ、このようなコメントを添えてアンケートを作成します。

さてさて、どちらが選ばれますことやら。

デザイナーはしれ~っとした顔をしながら、さりげな~く導きます。




本日のランチ。



+++残りものラタトゥイユと
 
ほうれん草とドライトマト、チーズのオムレツ ブラックオリーブ添え+++

炊きたてごはん + コーヒー 付



って、ところでしょうか。

このひと手間が面倒くさくて、

「ふりかけごはん」三連ちゃん・・・なんてことが、しばしばなのですが。



「ちゃんとごはん」 してみました。



さて、先月家族で素敵なおもてなしを受けたCalen邸■■■

本日昼間に写真を撮らせていただくことになりました。

お引越されてから数ヶ月経ちましたが、相変わらずキレイにしていて、

いろんなところに素敵な雑貨がちりばめられてるいい空間デス。

写真を撮り終わってからも、しばらく心地よいテラスで、

お茶を飲んでまったり時間を過ごしてしまいました。



Calen邸は築20年程のマンションの1階、お庭(テラス)付の住戸です。

築20年とはいえ、

オーナーさんがこだわりを持って建てられたことが随所に感じられる

非常に魅力の多い建物なので、その年月がプラスに働いている稀有な物件です。

「こうやってきちんと丁寧に造れば、

年月が経っても建物はいい味わいがでるんだよなぁ・・・」

ここにくるといつもそう感じます。

箱自体の持つ潜在的価値や魅力がとても大きいので、

今回のリフォームはできるだけコストもかけず、

使えるものは可能な限り残して使用して、

その分、こだわるべきところに存分に力を注いでつくる

という方針で進めていくことになりました。

お二人はお施主さんとしては非常に優等生。

何が素晴らしいかというと、自分たちのやりたいことがとてもはっきりしていて、

それを実現させる為の方針が「ぶれない」ということです。

家をつくる時に、いろんな雑誌などでみなさん勉強したり調べたりしていますが、

そのうちにあれもいいこれもいい・・・と欲張りになりすぎて、

結局本当に自分たちのやりたいことが何なのかということが、

見えなくなってしまう人たちって、実は少なくありません。

そういった意味で、このご夫妻はシンプルながらも明確な意志を貫いて、

自分たちの好きな空間をつくることに成功されています。

そして日常の生活をものすごくエンジョイしながらも、

この大好きな空間を維持する努力と工夫も怠らない。

魅力的で居心地のいいお家のヒミツは絶対ここにある!とワタシは思います。



さて、それでは森の中のアパルトマンにご案内です。



共有のエントランスも、樹木が導いてくれる素敵な設えです。

玄関扉を開けると・・・



まずはシックなタイルとお花がお出迎え。

ボルドー色の簾形状のモザイクタイル。



下足入れも濃い木目がダイナミックなシートを貼りました。



ここは既存ではこんなだったんです。



壁・床のタイル張替えはしたものの、下足入はそのまま生かし、

扉にシートを張っただけでぐっとシックな玄関に変わりました。

床材や上り框も既存のものをクリーニングして使用しています。



飴色に経年変化した素材が、かえって室内に味わいを出しています。



それでは、夕暮れ時におじゃましま~す。





この椅子、ついつい長居してしまいます。



お二人お気に入りのテーブルセット。

大きなテーブルと色違いの椅子。

お花のレッスンでも、楽しい宴でも大活躍です。



シックなキッチン。

ダイスキなモザイクタイルは目地を焦茶にしてアクセントに。



「きゅん!」とくる雑貨たちが、このお家に彩りと雰囲気を添えています。





プライベートルームもちょこっとのぞかせてもらいました。

ここにも味わい深い古道具たちが置かれています。



そしていよいよ、このCalen邸で一番魅力的な場所へ。



お二人の愛情たっぷりで育てられているお庭と。



それを眺める外テラス。

半屋外になっているこちらのテラス。

一度座るとなかなか腰があがりません。

夜はライトアップも楽しめる緑に囲まれたお庭です。



室内側にも外を眺められる特等席が。



写真を撮っておしゃべりしながら、

「このお家の、全部が好き!」と嬉しそうに語ってくれた奥さんの笑顔。

この笑顔二つが、実はこのお家を何より魅力的にしてるんですね。

これからも、ちょくちょく遊びにこさせていただきマス♪
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masu
年齢:
55
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女性
誕生日:
1969/09/27
職業:
一級建築士
趣味:
しばらくおあづけ状態ですが、スケッチブック片手にふらふらする一人旅
自己紹介:
世田谷で、夫婦二人の一級建築士事務所をやっています。新築マンションからデザインリフォーム等をはじめ、様々な用途の建築物の設計に携わっています。基本呑気な夫婦で更新ペースもぬるーく、更新内容も仕事に限らずゆるーく、でもていねいに、綴っています。
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